PV SCROLL AREA

4D View v16

PV SCROLL AREA


PV SCROLL AREA ( area ; horizontal ; vertical ; mode )

引数	型	説明
area	倍長整数	4D Viewエリア
horizontal	倍長整数	ピクセル数または列番号
vertical	倍長整数	ピクセル数または行番号
mode	整数	スクロールモード: 0 = 絶対、1 = 相対、2 = セル

PV SCROLL AREAコマンドを使用して、area で指定した4D Viewエリアの内容を、horizontalとverticalに渡された値だけ、プログラムでスクロールできます。mode引数でスクロールタイプを選択することで、ピクセルあるいはセル座標を渡すことができます。

Note: ドキュメントに複数のペインがあるとき、スクロールはカレントのペインに適用されます。

mode引数に0を渡すと、horizontalとverticalに渡された値はピクセルを表し、スクロールはエリアの先頭のセルを基点として実行されます (絶対指定)。
mode引数に1を渡すと、horizontalとverticalに渡された値はピクセルを表し、スクロールはエリアに表示されている先頭のセルを基点として実行されます (相対指定)。

horizontalとverticalに正数を渡すと、スクロールは右および下方向に向かって行われます。負数を渡すと、左および上方向に向かって行われます。

Note: 4D Viewはスクロール後に先頭のセルが完全に表示されるよう、表示位置を調整します。

mode引数に2を渡すと、horizontalとverticalに渡された値はそれぞれ列と行番号を表します。この座標はスクロール後に左上に表示されるセルを指定します。

この例題はクエリ後に自動でドキュメントをスクロールします:

 PV FIND ONE(area;"Smith";1;1;$col;$row)

 PV SCROLL AREA(area;$col;$row;2)