4D Write v14

WR SET DOC PROPERTY

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WR SET DOC PROPERTY

WR SET DOC PROPERTY 


 

WR SET DOC PROPERTY ( area ; property ; value ) 
引数   説明
area  倍長整数 in 4D Writeエリア
property  整数 in 設定するプロパティの番号
value  倍長整数 in プロパティの新しい値

説明   

WR SET DOC PROPERTYを使用して、areaで指定された4D Writeエリア内で開かれているドキュメントの属性を変更することができます。

valueに与えられる意味は、使用されるpropertyの値によって変わります。 valuepropertyは定数を使用して設定されます。

"WR Document properties"テーマの定数は以下の表の通りです。

以下の定数はWR SET DOC PROPERTYWR Get doc propertyコマンドで使用できます。また値を設定するために"WR Parameters"テーマの定数を使用できます:

定数 コメント
wr first page 倍長整数 0 最初のページ番号設定 (デフォルトで1)。例えば10に設定すると次のページは11になる。
wr view mode 倍長整数 1 ドキュメント表示モードの設定: wr page mode (0) または wr normal mode (1)
wr view rulers 倍長整数 2 ルーラの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view frames 倍長整数 3 テキストフレームの表示ステータス: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view headers 倍長整数 4 ヘッダの表示ステータス: wr hidden (0) or wr displayed (1), 先頭ページが他のページと異なる場合は'wr view first page header'を使用)。
wr view footers 倍長整数 5 フッタの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1), 先頭ページが他のページと異なる場合'wr view first page footer'を使用。
wr view pictures 倍長整数 6 ピクチャの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view Hscrollbar 倍長整数 7 横スクロールバーの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view Vscrollbar 倍長整数 8 縦スクロールバーの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view statusbar 倍長整数 9 ステータスバーの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view menubar 倍長整数 10 メニューバーの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view standard palette 倍長整数 11 標準ツールパレットの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view format palette 倍長整数 12 フォーマットツールバーの表示ステータス: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view style palette 倍長整数 13 スタイルツールバーの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view borders palette 倍長整数 14 罫線ツールバーの表示ステータス設定: wr hidden (0) or wr displayed (1)
wr view invisible chars 倍長整数 15 非表示文字の表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view references 倍長整数 16 参照の表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr view column separators 倍長整数 17 複数段組みモードに置いて、段組み間の縦分割線の表示を設定 - 段組みダイアログボックスの縦分割オプションに対応: wr hidden (表示しない) (0) または wr displayed (表示する) (1)
wr different on first page 倍長整数 18 最初のページのヘッダ/フッタが異なるかを指定 - 環境設定ダイアログボックスの'左と右ページで異なる'オプションに対応: wr similar (0) または wr different (1)
wr different left right pages 倍長整数 19 左と右のページでヘッダ/フッタが異なるかを指定 - 環境設定ダイアログボックスの'左と右ページで異なる'オプションに対応: wr similar (0) または wr different (1)
wr widow orphan 倍長整数 20 Gets or sets whether widows and orphans are taken into account - corresponds to the 'Widow and Orphan Control' option in the Preferences dialog box: wr ignored (0) or wr managed (1)
wr unit 倍長整数 21 ドキュメントの現在の単位を設定 - 環境設定ダイアログボックスの'単位'ポップアップメニューに対応: wr centimeters (0), wr inches (1) または wr pixels (2)
wr default tab 倍長整数 22 現在のドキュメント単位で表されたデフォルトの"自動"タブスペース - 環境設定の'デフォルトタブスペース'エリアに対応 (デフォルトで0.5インチ、1.3cm、36ピルセル)
wr language 倍長整数 23 ドキュメントに割り当てる言語設定 (American English = 1033, Australian English = 3081, English = 2057, Catalan = 1027, Danish = 1030, Dutch = 1043, Finnish = 1035, French = 1036, French Canadian = 3084, German = 1031, Italian = 1040, Norwegian Bokmal = 1044, Norwegian Nynorsk = 2068, Portuguese Brazil = 1046, Portuguese Iberian = 2070, Spanish = 1034, Swedish = 1053, Russian = 1049, Czech = 1029, Hungarian = 1038, Polish = 1045)
wr number of columns 倍長整数 24 ドキュメントの段組み数設定Gets or sets the number of columns of the document
wr columns spacing 倍長整数 25 現在のドキュメント単位で表した、段落間のスペース、段落ダイアログボックスの"スペース"に対応。
wr binding 倍長整数 26 カレントのドキュメント単位で表したバインドサイズの設定、環境設定ダイアログボックスの"バインド"エリアに対応。
wr opposite pages 倍長整数 27 ドキュメントの両面モード設定 - 環境設定ダイアログボックスの'両面ページ'オプションに対応: wr single sided pages (0) または wr double sided pages (1)
wr right first page 倍長整数 28 先頭ページが右か左かを設定 - デフォルトで右ページ: wr left page (0) または wr right page (1)
wr text inside margin 倍長整数 29 テキストの左側と、右ページの場合用紙の左側間、左ページの場合右側間のマージンを、現在のドキュメントの単位で設定 (ページモードで使用)。
wr text left margin 倍長整数 29 ページの左側と用紙の左側間のマージンを、現在のドキュメントの単位で設定 (通常モードで使用)。
wr text outside margin 倍長整数 30 テキストの右側と、右ページの場合用紙の右側間、左ページの場合左側間のマージンを、現在のドキュメントの単位で設定 (ページモードで使用)。
wr text right margin 倍長整数 30 ページの右側用紙の右側間のマージンを、現在のドキュメントの単位で設定 (通常モードで使用)。

環境設定ダイアログボックスで"先頭ページと異なる"オプションが選択されている場合、先頭ページを除き以下の定数をすべてのページで使用するべきです:

定数 コメント
wr text top margin 倍長整数 31
wr text bottom margin 倍長整数 32 ページボディ下端と用紙下端のマージンを現在のドキュメントの単位で設定、最初のページだけに別の設定を行うには'wrfirst page  bottom margin'を使用。
wr header top margin 倍長整数 33 ページヘッダの上端と用紙上端間のマージンを現在の用紙の単位で設定、先頭ページが他のページと異なる場合'wr header 1st page top margin'を使用。
wr header bottom margin 倍長整数 34 ページヘッダの下端と用紙上端間のマージンを現在の用紙の単位で設定、先頭ページが他のページと異なる場合'wr header 1st page bottom mg'を使用。
wr footer top margin 倍長整数 35 ページフッタの上端と用紙下端間のマージンを現在の用紙の単位で設定、最初のページが他と異なる場合は'wr footer 1st page top margin'を使用。
wr footer bottom margin 倍長整数 36 ページフッタの下端と用紙下端のマージンを現在のドキュメントの単位で設定、先頭ページ型のページと異なる場合'wr footer 1st page bottom mg'を使用。
wr paper width 倍長整数 37 用紙の幅を現在のドキュメントの単位で設定 (*)
wr paper height 倍長整数 38 用紙の高さを現在のドキュメントの単位で設定 (*)
wr dead left margin 倍長整数 39 用紙左側の、プリンターによって予約されている非印刷領域のサイズを現在のドキュメント単位で取得 (この値は読み込みのみ可能です) (*)
wr dead top margin 倍長整数 40 用紙上側の、プリンターによって予約されている非印刷領域のサイズを現在のドキュメント単位で取得 (この値は読み込みのみ可能です) (*)
wr printable width 倍長整数 41 左上マージンから開始して、横方向の印刷可能領域を取得 (この値は読み込みのみ可能)。The right dead margin equals the paper width; the left dead margin-the printable width.
wr printable height 倍長整数 42 左上マージンから開始して、縦方向の印刷可能領域を取得 (この値は読み込みのみ可能)。The bottom dead margin equals the paper height; the top dead margin-the printable height.
wr data size 倍長整数 43 バイト単位でドキュメントのサイズを取得 (この値は読み込みのみ可能です)。
wr undo buffer size 倍長整数 44 取り消しバッファをバイト単位で設定 (この値は読み込みのみ可能)。
wr horizontal splitter 倍長整数 45 水平スプリッターの表示ステータス: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr vertical splitter 倍長整数 46 縦スプリッターの表示設定: wr hidden (0) または wr displayed (1)
wr links color 倍長整数 47 未訪問のハイパーリンクのカラー設定
wr visited links color 倍長整数 48 訪問済みハイパーリンクのカラー設定
wr view frame area 倍長整数 49 フォーム中の領域の外周に表示されるフレームの設定: wr hidden (フレームなし) (0) または wr displayed (フレームあり)(1)

(*) プログラムで用紙サイズを設定している場合、4D Writeは"仮想"プリンタデバイスが使用されているものと見なします。プログラムはデッドマージンを0に設定し、印刷可能エリアは用紙サイズと等しくなります。この動作は印刷用でないドキュメントで便利です。

環境設定ダイアログボックスで"先頭ページと異なる"オプションが選択されている場合、以下の定数 (50 - 59) はドキュメントの先頭ページ用に使用されます。

定数 コメント
wr view first page header 倍長整数 50 先頭ページのヘッダの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1), 他のページには'wr view headers'を使用。
wr view first page footer 倍長整数 51 先頭ページのフッタの表示ステータス設定: wr hidden (0) または wr displayed (1), 他のページには'wr view footers'を使用。
wr first page top margin 倍長整数 52 最初のページのボディ上端と用紙上端のマージンを現在のドキュメントの単位で設定、他のページには'wr text top margin'を使用。
wr first page bottom margin 倍長整数 53 最初のページのボディと下端のマージンを現在のドキュメントの単位で設定、他のページには'wr text bottom margin'を使用。
wr header 1st page top margin 倍長整数 54 先頭ページのヘッダの上端とページの上端間のマージンを現在のドキュメントの単位で設定、他のページには'wr header top margin'を使用。
wr header 1st page bottom mg 倍長整数 55 先頭ページヘッダの下端と用紙上端間のマージンを現在の用紙の単位で設定、他のページには'wr header bottom margin'を使用。
wr footer 1st page top margin 倍長整数 56 最初のページのフッタと用紙下端のマージンを現在のドキュメントの単位で設定、他のページには'wr footer top margin'を使用。
wr footer 1st page bottom mg 倍長整数 57 最初のページの下端と用紙下端とのマージンを現在の用紙の単位で設定、他のページには'wr footer bottom margin'を使用
wr draft mode 倍長整数 58 ドキュメントのテキスト入力モード設定: wr wysiwyg (0) また wr draft (1)
wr column width 倍長整数 59 現在のドキュメント単位で表した段落幅 (この値は読み込みのみ可能です)。

4D Writeエリアをメニューとルーラーなしで表示します:

このメソッドはスクロールバーを表示あるいは非表示にします:

 C_LONGINT(ScrollStatus)
 ScrollStatus:=WR Get doc property(Area;wr Hscrollbar) `定数=7
 ScrollStatus:=ScrollStatus+WR Get doc property(Area;wr Vscrollbar) `定数=8
 If(ScrollStatus>0)
    CONFIRM("スクロールバーが表示されています。隠しますか?")
    If(OK=1)
       WR SET DOC PROPERTY(Area;wr Hscrollbar;wr hidden)
       WR SET DOC PROPERTY(Area;wr Vscrollbar;wr hidden)
    End if
 Else
    CONFIRM("スクロールバーが隠されています。表示しますか?")
    If(OK=1)
       WR SET DOC PROPERTY(Area;wr Hscrollbar;wr displayed)
       WR SET DOC PROPERTY(Area;wr Vscrollbar;wr displayed)
    End if
 End if

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Write
テーマ: WRエリアコントロール
番号: 89481

 
履歴 

変更: 4D Write 6.5

 
参照 

WR Get doc property

 
ARTICLE USAGE

4D Write ( 4D Write v11.6)
4D Write ( 4D Write v12)
4D Write ( 4D Write v14)
4D Write ( 4D v13)
4D Write ( 4D Write v14 R2)
4D Write ( 4D Write v14 R3)
4D Write ( 4D Write v14 R4)