WR GET PRINT OPTIONコマンドはoptionで指定したプリントオプションの現在値を返します。
option引数で、取得するオプションを指定します。値あるいはWR Print optionsテーマの以下の定義済み定数を渡せます:
定数 |
型 |
値 |
wr color option |
倍長整数 |
8 |
wr destination option |
倍長整数 |
9 |
wr double sided option |
倍長整数 |
11 |
wr number of copies option |
倍長整数 |
4 |
wr orientation option |
倍長整数 |
2 |
wr pages from option |
倍長整数 |
6 |
wr pages to option |
倍長整数 |
7 |
wr paper option |
倍長整数 |
1 |
wr paper source option |
倍長整数 |
5 |
wr scale option |
倍長整数 |
3 |
wr spooler document name option |
倍長整数 |
12 |
コマンドはoptionで指定したオプションの現在値をvalue1および (オプションで) value2 と value3 引数に返します。オプションおよびその値についてはWR SET PRINT OPTIONコマンドの説明を参照してください。WR GET PRINT OPTIONコマンド特有の動作については以下を参照してください:
- option = 1 (wr paper option): value2とvalue3が省略されていれば、現在の用紙名をvalue1に返します。value3のみが省略されている場合、コマンドは用紙の高さと幅をそれぞれvalue1とvalue2に返します。プリンターで使用できるすべての名前、高さ、幅を取得するには、PRINT OPTION VALUESコマンドを使用します。
- option = 2 (wr orientation option): 1 (縦) または 2 (横) を返します。異なる方向オプションが使用されていると、value1は0に設定されます (value2とvalue3は省略されなければなりません)。
- option = 5 (wr paper source option): PRINT OPTION VALUESコマンドから返されるトレー配列において、使用されている用紙トレイのインデックスがvalue1に返されます (value2とvalue3は 省略されなければなりません)。
Note: このオプションはWindowsでのみ使用できます。 - option = 6とoption = 7 (wr pages from optionとwr pages to option): すべてのページが印刷される場合、コマンドはwr pages from optionのときvalue1に1を、wr pages to optionのときvalue1に-1を返します (value2とvalue3は 省略されなければなりません)。
- option = 8 (wr color option): カラーを処理するモードを特定するコードをvalue1に返します: 1=白黒 (モノクロ), 2=カラー (value2とvalue3は 省略されなければなりません)。
Note: このオプションはWindowsでのみ使用できます。 - option = 9 (wr destination option): 現在値が定義済みのリストにない場合、value1に-1が返され、システム変数OKに1が設定されます。エラーが発生するとvalue1とシステム変数OKに0が設定されます。value1に1以外の定義済みの値が返される場合、value3には印刷されたファイルのアクセスパスが返されます。value2には常に0が返されます。
- option = 11 (wr double sided option): value1には0 (標準または一面、デフォルト値) または1 (両面) が返されます。value1が1の場合、value2には以下のいずれかの値が返されます: 0=左綴じ (デフォルト), 1=上綴じ (value3は省略する)。
Note: このオプションはWindowsでのみ使用できます。 - option = 12 (wr spooler document name option): 事前に定義されていれば、value3に現在のプリントドキュメント名が返されます (value1 と value2 には0が返されます)。そうでない場合、空の文字列が返されます。
コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が、そうでない場合0が設定されます。