4D v19

collection.slice( )

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4D v19
collection.slice( )

collection.slice( )  


 

説明  

collection.slice( ) ファンクションは、startFrom 引数のインデックスからend 引数のインデックスで選択されたコレクションの一部(end のインデックスは含まれない)を、新しいコレクションの中に返します。このファンクションはコレクションのシャロウ・コピーを返します。元のコレクションが共有コレクションであった場合、返されたコレクションもまた共有コレクションになります。

注: このコマンドは元のコレクションは変更しません。

返されたコレクションには、startFrom 引数で指定された要素以降の、end 引数で指定された要素までの全ての要素が格納されています(ただしend 引数で指定された要素は含まれません)。startFrom 引数のみが指定された場合、返されたコレクションには、元のコレクション内でstartFrom 引数で指定された要素から最後の要素までが格納されます。

  • startFrom が負の値(0未満)だった場合、それはstartFrom:=startFrom+length として再計算されます(コレクションの終わりからのオフセットであるとみなされます)。
  • 計算された値が負の値(0未満)だった場合、startFrom は0に設定されます。
  • end が負の値(0未満)だった場合、それはend:=end+length として再計算されます。
  • (渡された値でも計算された値でも)end < startFrom であった場合、ファンクションは何もしません。

例題  

 C_COLLECTION($c;$nc)
 $c:=New collection(1;2;3;4;5)
 $nc:=$c.slice(0;3) //$nc=[1,2,3]
 $nc:=$c.slice(3) //$nc=[4,5]
 $nc:=$c.slice(1;-1) //$nc=[2,3,4]
 $nc:=$c.slice(-3;-2) //$nc=[3]



参照 

collection.extract( )

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: コレクション

This command can be run in preemptive processes

 
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履歴 

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v19)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.1)