| 4D v15.4QR REPORT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D v15.4
 QR REPORT 
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| QR REPORT ( {aTable ;} document {; hierarchical {; wizard {; search {; methodName {; *}}}} ) | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| aTable | テーブル |   | レポートを作成するテーブル、省略時はデフォルトテーブル | |||||
| document | 文字 |   | ロードするクイックレポートドキュメント | |||||
| hierarchical | ブール |   | True = リレートするnテーブルを表示 Falseまたは省略 = 表示しない (デフォルト) | |||||
| wizard | ブール |   | True = ウィザード・ボタンを表示 Falseまたは省略 = 表示しない (デフォルト) | |||||
| search | ブール |   | True = 検索ツールとマスターテーブル選択を表示する Falseまたは省略 = 表示しない (デフォルト) | |||||
| methodName | 文字 |   | 呼び出すメソッド名 | |||||
| * | 演算子 |   | プリントダイアログボックスを表示しない | |||||
QR REPORTは次に示すクイックレポートエディターを用いて作成された、aTableのレポートを印刷します。

クイックレポートエディターを使用すると、ユーザは独自のレポートを作成することができます。「クイックレポート」エディターを用いたレポートの作成に関する詳細は、4D Design Reference マニュアルを参照してください。
注:
document引数には、クイックレポートエディターを用いて作成され、ディスク上に保存されたレポートドキュメントを渡します。このドキュメントにはレポートに関する仕様が納められ、印刷されるレコードは含みません。
documentに空の文字列 ("") が指定されると、QR REPORTはファイルを開くダイアログボックスを表示し、ユーザは印刷するレポートを選択することができます。
document引数にドキュメントが指定され、そのドキュメントが存在しない場合(例えばdocumentにChar(1)を指定)、クイックレポートエディターが表示されます。
hierarchical引数には、フィールド選択リストにnテーブルを表示するかどうかを指定します。デフォルトでこの値はFalse (nテーブルを表示しない) に設定されています。
wizard引数には、クイックレポートエディター上にウィザードを開くボタンを表示するかどうかを指定し、結果としてウィザードへのアクセスを許可または禁止します。デフォルトでこの値はFalse (ウィザードへのアクセス不可) に設定されます。
search引数には、クイックレポートエディター上に新規クエリボタンとマス ターテーブルドロップダウンメニューを表示するかどうかを指定し、結果としてカレントテーブルとカレントマスターテーブルの変更を許可または禁止します。 デフォルトでこの値はFalse (検索ツールやマスターテーブルへアクセス不可) に設定されます。
methodName 引数は、メニューから選択、またはボタンをクリックすることによってQuick Reportエディターを呼び出すたびに実行される4D プロジェクトメソッドを指定します。この引数を使用することはQuick Reportエディターウィンドウのコンテキストにおいて QR ON COMMAND を使用することと同等の効果があります(QR ON COMMAND は範囲内のエリアのコンテキストにしか効果がありません)。具体的には、この新しい引数を使用してQuick Reportにて使用される文字コードを変更することが可能です。
methodName メソッドは二つの引数を受け取ることが可能です:
注: データベースをコンパイラーを使用してコンパイルしたい場合、使わない場合でも引数 $1 と $2 を明示的に倍長整数だと宣言する必要があります。
ユーザーによって選択された先頭のコマンドを実行したい場合、以下のコードを methodName メソッド内で使用して下さい:
 QR EXECUTE COMMAND($1;$2).引数 * を指定しない場合、レポートの選択後に印刷ダイアログが表示されます。この引数を指定すると、これらのダイアログボックスは表示されず、レポートが印刷されます。
クイックレポートエディターが起動されない場合、レポートが印刷されるとシステム変数OKには1が、印刷されない場合 (つまり、ユーザーが印刷ダイアログでキャンセルをクリックした場合) には0が代入されます。
4D Server: このコマンドは、ストアドプロシージャーのコンテキストで、4D Server上で実行することができます。この場合次の制約があります:
次の例では、ユーザが[People]テーブルを検索した後に、“Detailed Listing”というレポートが自動的に印刷されます:
次の例題では、ユーザは[People]テーブルを検索した後に、印刷するレポートを選択することができます:
次の例題では、ユーザが[People]テーブルを検索した後にクイックレポートエディタが表示され、レポートの設計、保存、ロード、印刷を行うことができます:
SET FIELD RELATION コマンドの例題参照
QR REPORT コマンドを使用して呼び出されたQuick Reportにて使用される文字コードを Mac Romanに変更したい場合:
レポートが生成される際、 myCallbackMeth メソッドによってレポートを変換します:
 C_LONGINT($1;$2)
 If($2=qr cmd generate) //レポートが生成されたとき
    C_BLOB($myblob)
    C_TEXT($path;$text)
    C_LONGINT($type)
    QR EXECUTE COMMAND($1;$2) //コマンドの実行
    QR GET DESTINATION($1;$type;$path) //型の取得
    If(($type=qr HTML file)|($type=qr text file))
       DOCUMENT TO BLOB($path;$myblob)
  //UTF-8を使用してテキストへと変更
       $text:=Convert to text($myblob;"UTF-8")
  //MacRoman 文字列を使用
       CONVERT FROM TEXT($text;"MacRoman";$myblob)
  //変換されたレポートを返す
       BLOB TO DOCUMENT($path;$myblob)
    End if
 Else //そうでなければ、コマンドを実行
    QR EXECUTE COMMAND($1;$2)
 End if
	プロダクト: 4D
	テーマ: クイックレポート
	番号: 
        197
        
        
        
	
	変更: 4D 2004
	変更: 4D v14
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v15.4)
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v15)
	
	
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v15.3)
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