| 4D Internet Commands v15SMTP_SetPrefs | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D Internet Commands v15
 SMTP_SetPrefs 
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| SMTP_SetPrefs ( lineFeed ; bodyType ; lineLength ) -> 戻り値 | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| lineFeed | 整数 |   | 1 = [デフォルト] 追加, 0 = 追加しない, -1 = 変更しない | |||||
| bodyType | 整数 |   | 本文、ヘッダー、添付ファイル名の文字セット、および本文のエンコード | |||||
| lineLength | 倍長整数 |   | 一行の最大長 (0 = [デフォルト] 自動検知, -1 = 変更しない) | |||||
| 戻り値 | 整数 |   | エラーコード | |||||
SMTP_SetPrefs コマンドは、SMTPコマンドで送信するメッセージの環境設定を行うために使用します。このコマンドはグローバルスコープを持っていて、コマンド実行後SMTPコマンドで作成されたすべてのSMTPメッセージに影響します。設定可能オプションは、SMTP_QuickSendやSMTP_Sendを使用してSMTPサーバに送信されるメールメッセージのフォーマットに影響します。環境設定はインタープロセススコープを持っていて、すべての4Dプロセスに有効です。
SMTPサーバは改行と行送り (CR/LF) のペアを行の終了と認識します。これは改行を行の終端と認識するMacOSアプリケーションと異なる点です。
lineFeeds   は整数値で、メールメッセージの本文の改行をどのように処理するか指示します。0を渡すとメッセージ本文は変更されません。開発者は独自の行送り追加処理 を行うことができます。1 (デフォルト設定)  を渡すと、すべての改行がCR/LFのペアに置き換えられます。-1は環境設定の現在の設定を保持します。どのオプションを選択すべきか決定できない場 合、デフォルト値の1を選択すべきです。
bodyType は送信するメッセージ本文で使用される文字セット(Body-Content-Type)に加えてメッセージ本文に適用されるエンコーディング(Content-Transfer-Encoding)を以下の表の値に応じて指定します。例えば、“US-ASCII & 7 bit” (値2)は、メッセージ本文で現在使用されている文字セットはUS ASCII(WindowsとMacintoch両方で共通の標準ASCIIコード(0 -127)のみを含む)であり、4D ICはメッセージ本文を7 bitエンコーディングを使用してエンコードするということを意味します。SMTP_SetPrefsコマンドは指定された文字セットを使用してメッセージ本文を変換する事はせず、これは必要であればユーザーが管理すべきものであるという点に注意して下さい。文字セットによる変換を行いたい場合には、SMTP_Charsetコマンドの詳細を参照して下さい。
変更しない限り、デフォルトのコンテンツタイプは1であり、これはSMTPコマンドがメッセージ本文の中身に応じて適切な設定を自動的に検知する事を意味します。
| -1 | 変更しない | 
| 0 | Application & binary; エンコーディングなし | 
| 1 | デフォルト: メッセージの内容に基づき "US-ASCII & 7bit" または "ISO-8859-1 & quotable-printable" のどちらかを選択 | 
| 2 | US-ASCII & 7bit | 
| 3 | US-ASCII & quotable-printable | 
| 4 | US-ASCII & base64 | 
| 5 | ISO-8859-1 & quotable-printable | 
| 6 | ISO-8859-1 & base64 | 
| 7 | ISO-8859-1 & 8bit | 
| 8 | ISO-8859-1 & binary | 
| 9 | Reserved | 
| 10 | ISO-2022-JP (Japanese) & 7 bit | 
| 11 | ISO-2022-KR (Korean) & 7 bit | 
| 12 | ISO-2022-CN (Traditional & Simplified Chinese) & 7 bit | 
| 13 | HZ-GB-2312 (Simplified Chinese) & 7 bit | 
| 14 | Shift-JIS (Japanese) & base64 | 
| 15 | UTF-8 & quoted-printable | 
| 16 | UTF-8 & base64 | 
警告: € ("ユーロ")文字はISO-8859-1には含まれません。
lineLength は、メッセージ本文中の一行あたりの最大文字数を指定します。SMTPコマンドは最大行数に達する前の一番近い単語の切れ目に改行/行送りのペアを挿入します。どんな数値でも指定できますが、80文字以下にすることをお勧めします。-1を指定すると、現在の設定のまま変更されません。
lineLength 引数のデフォルト値は0です。値0はSMTPコマンドに、charset&encoding引数に対しRFCに定義された推奨値を使用することを指定します。lineLength 引数が0の場合、改行は以下の表に基づき行われます:
| 本文タイプ | 改行位置 | 
| Base64 | 76 | 
| Quoted-Printable | 76 | 
| その他… | 改行なし | 
以下のコードはUTF-8メッセージと本文をquoted printableでエンコードして送信します(ヘッダーはデフォルトの文字設定のままです):
 $err:=SMTP_SetPrefs(-1;15;-1)
 $err:=SMTP_Charset(0;1) //設定を適用する
 $err:=SMTP_QuickSend("mymail.com";"myaddress";"destination";"the Euro €";"the Euro symbol is €")
	プロダクト: 4D Internet Commands
	テーマ: IC メール送信
	番号: 
        88994
        
        
        
	
	変更: 4D Internet Commands v11.2
	
	
	
	
	
	
	
	
	4D Internet Commands ( 4D Internet Commands v15)
	
	
	
	
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