| 4D v13.4PROCESS 4D TAGS | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D v13.4
 PROCESS 4D TAGS 
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| PROCESS 4D TAGS ( inputData ; outputData ) | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| inputData | テキスト, BLOB |   | 処理する4Dタグを格納しているデータ | |||||
| outputData | テキスト, BLOB |   | 処理されたデータ | |||||
PROCESS 4D TAGSコマンドを使用すると、引数 inputData (BLOBまたはテキスト型の変数やフィールド) に格納されている4Dタグが処理され、その結果がoutputDataに返されます。
このコマンドにより、WebサーバーがWEB SEND BLOBタイプのコマンドや".shtml"拡張子付きのURLでリクエストされたHTMLページを送信する必要なく、タグ付けされたHTMLコードを処理することが可能です。Webサーバーが開始されている必要もありません。
処理されるタグを格納しているデータを引数 inputData に渡します。この引数はBLOBまたはテキスト型の変数やフィールドです。非Unicodeモード (Ascii互換モード) では文字数の制限を回避するためにBLOBタイプを使用することができます (非Unicodeモードではテキスト型に32,000バイトまでという制限があります) 。アプリケーションがUnicodeモードで動作している場合はテキスト型の使用が推奨されます。
互換性に関する注意: 4D v12より、BLOB型の引数を使用すると、コマンドは自動でBlobに使用されている文字セットをMacRomanとして扱います。効率化のために、Unicodeモードで処理が実行されるテキスト型の引数を使用することを強く推奨します。
Webサーバーが起動しているかいないかに関わらず、すべての4Dタグがサポートされます (4DTEXT、4DHTML、4DSCRIPT、4DLOOP,など) 。
注: Webサーバー (Webプロセス) のフレームワーク以外で 4DINCLUDE タグを使用する場合:
コマンドの実行後引数 outputData には、引数 inputData に含まれる4Dタグが処理された結果が返されます。引数 inputData が4Dタグを含まない場合、引数 outputData の内容は引数 inputData の内容と一致します。
引数 outputData はフィールドまたは変数です。ただし引数 inputData と同じ型でなくてはなりません。  
このコマンドは送信前に、4Dタグの処理結果をデータベースに格納することを可能にします。
またこのコマンドはWebサーバーの使用とは関係なく、4Dタグの解析を実行します。特に4D Internet Commandsを使用して、データベースにあるデータ処理の結果またはデータへの参照を格納しているHTMLフォーマットでe-mailのメッセージを送る際に使用できます。
互換性に関する注意:4D v11より、このコマンドはOn Web Authenticationデータベースメソッドを呼び出しません。
この例題ではテンプレートドキュメントをロードし、そこに含まれるタグを処理し、ファイルとして書き出します:
 C_BLOB($Blob_x)
 C_BLOB($blob_out)
 C_TEXT($inputText_t)
 C_TEXT($outputText_t)
 
 DOCUMENT TO BLOB("mytemplate.txt";$Blob_x)
 $inputText_t:=BLOB to text($Blob_x;UTF8 Text without length)
 PROCESS 4D TAGS($inputText_t;$outputText_t)
 TEXT TO BLOB($outputText_t;$blob_out;UTF8 Text without length)
 BLOB TO DOCUMENT($document;$blob_out)
	プロダクト: 4D
	テーマ: ツール
	番号: 
        816
        
        
        
	
        
         
        

	初出: 4D 2004
	変更: 4D v11 SQL  
	変更: 4D v12
	名称変更: 4D v13