| 4D v13.2FTP_Send | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D v13.2
 FTP_Send 
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| FTP_Send ( ftp_ID ; localPath ; hostPath ; progress ) -> 戻り値 | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| ftp_ID | 倍長整数 |   | FTPログイン参照 | |||||
| localPath | テキスト |   | 送信するドキュメントのパス名 | |||||
| hostPath | テキスト |   | ドキュメントの送信先パス名 | |||||
| progress | 整数 |   | 1 = 進捗表示, 0 = 進捗を隠す | |||||
| 戻り値 | 整数 |   | エラーコード | |||||
FTP_Send コマンドはFTPセッション参照、送信するドキュメントのパス、送信先のパスを受け取ると、リモートマシンにドキュメントを送信します。FTP_Send はFTPファイルステータスエラーが返されると即座に制御を返します。
ftp_ID は、FTP_Loginにより確立されたFTPセッション参照です。
localPath は送信するドキュメントのパスです。localPathが空の文字列の場合、標準のファイルを開くダイアログボックスが表示されます。localPathがパスを含まないファイル名の場合、コマンドはストラクチャと同階層 (4Dシングルユーザの場合) または4Dクライアントフォルダ (4D Server) でファイルを探します。パスはローカルドキュメントを指すので、ディレクトリはプラットフォームに対応した文字で区切らなくてはなりません。詳細はこのマニュアルの用語解説を参照してください。
hostPath はファイル名を含むドキュメントの送信先パスです。hostPathは、FTPサーバがファイルを受信後の、ファイル名を表します。localPathが空の文字列の場合ディスク上のファイル名が使用されるので、hostPathも空の文字列にできます。選択したファイル名が使用されます。
hostPathにはフルパス名またはファイル名を指定できます。フルパス名を指定すると、ファイルはhostPathで指定したディレクトリに置かれます。ファイル名を渡すか、ファイル選択に空の文字列を使用した場合、ファイルはカレントワーキングディレクトリ (CWD) に送信されます。
ファイル名やファイルパスが正しく解決できない場合、コマンドはエラーを返します。ユーザがディレクトリにファイルを送信する権限を持たない場合、エラーが返されます。パスはスラッシュ ("/") で区切ります。詳細はこのマニュアルの用語解説を参照してください。
progress は進捗インジケータを表示するかしないかを指定する整数値です。1を渡すと進捗インジケータを表示します。0を渡すと隠します。
 $OK:=False
 Case of
    :(FTP_Login("ftp.4d.com";"anonymous";vEmailID;vFTP_ID;vFTP_Msg)#0)
    :(FTP_Progress(-1;-1;"Progress window";"Getting requested file…";"Cancel")#0)
    :(FTP_Send(vFTP_ID;"My Hard Drive:Documents:July Sales Report";"/pub/reports/";1)#0)
    :(FTP_Logout(vFTP_ID)#0)
    Else
       $OK:=True `すべてのコマンドがエラーなしで実行された
 End caseNote: この特別な Case of 構造の利用法については、Appendix A, プログラムTipsを参照してください。
 $error:=FTP_Send(vFTP_ID;"";"";1)
	プロダクト: 4D
	テーマ: IC ファイル転送
	番号: 
        88937
        
        
        
	
	初出: 4D Internet Commands 6.5