4D v12.4

SET CGI EXECUTABLE

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4D v12.4
SET CGI EXECUTABLE

 

SET CGI EXECUTABLE 


 

SET CGI EXECUTABLE ( url1 {; url2} ) 
引数   説明
url1  文字 in アクセスURL
url2  文字 in アクセスURL

説明   

SET CGI EXECUTABLE コマンドを使用して、WebユーザーがCGIをURL上で確認できない状態で、CGIを実行できます。特にOn Web Authenticationデータベースメソッドにおいて、どのCGIを実行するかを決定するためにこのコマンドを使用できます。Mac OS XとWindowsの両方で利用可能です。

注: CGIに関する詳細はCGIを使用するを参照してください。

引数 url1 には、実行されるCGIのアクセスURLを渡します。例えばSET CGI EXECUTABLE("/myfile.pl") と記述すると、4D WebサーバーはCGI myfile.pl を実行します。このアプリケーションはWebサーバーのデフォルトフォルダーに保存されていなければなりません。
空の文字列 ("") を引数 url1 に渡すと、該当する場所で、4Dは直接ブラウザーによって送られたURLで指定されたCGIを実行します。

オプション引数 url2 には、CGIで処理を行いたいファイルのアクセスURLを渡します。例えばSET CGI EXECUTABLE("cgi-bin/Perl2.cgi";"Perl2.pl") と記述すると、WebサーバーはそれをPerl2.plファイルへ渡すことによって、CGI Perl2.cgi (cgi-binフォルダーに保存されている) を実行します。
空の文字列 ("") を引数 url2 に渡すと、処理を行うために、4Dはブラウザーによって送られたURLで指定されたファイルをCGIに渡します。特に、このメカニズムはPHPによって使用されます。例えばSET CGI EXECUTABLE("/cgi-bin/php";"") などです。

コマンドによって表示されるアクセスURLが正確でないと、ブラウザーはエラーページ "File not found" を表示します。

SET CGI EXECUTABLEコマンドは、直接エラーを返さないことを記憶しておいてください。CGIが呼び出された際、後にに使用される "カレント値" を代入するのみです。
このコマンドで複数回呼び出しを行った場合、最後の呼び出しで表された値のみが使用されます。 

例題  

以下の例題は、cgi-binフォルダーに保存されていないexample.phpファイルが、cgi-binフォルダーに保存されているCGI Perl2.cgiによって処理されていることを表します。

 SET CGI EXECUTABLE("/cgi-bin/Perl2.cgi";"example.php")

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webサーバ
番号: 813

 
履歴 

初出: 4D 2004

 
参照 

CGIを使用する