4D v12.4

GET HTTP BODY

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GET HTTP BODY

 

GET HTTP BODY 


 

GET HTTP BODY ( body ) 
引数   説明
body  BLOB, テキスト in HTTPリクエストのボディ

説明   

GET HTTP BODYコマンドは、 処理中のHTTPリクエストのボディを返します。 HTTPボディは、処理や解析されることなく、そのままの状態で返されます。

このコマンドはWebデータベースメソッド (On Web AuthenticationデータベースメソッドOn Web Connectionデータベースメソッド) 、またはWebリクエスト処理メソッドで呼び出します。

引数 body にはBLOBまたはテキストタイプの変数やフィールドを渡すことができます。非Unicodeモード (Ascii互換モード) で実行されているデータベースの場合、2GBが上限となるBLOBタイプの使用が好ましいということを記憶しておいてください。テキスト型には32,000文字までという制限があります。この文字数を超えてしまうと受け取ったデータの超過部分は削除されます。
他方データベースがUnicodeモード (標準モード) で動作している場合、テキスト型引数の利用が推奨されます (body引数は2GBを上限としたテキストを受け取ることができます)。

例えばこのコマンドを使用して、リクエストのボディ内を検索することができます。また上級ユーザーは、4Dのデータベース内でWebDAVサーバーを設定することもできます。

例題  

4D Webサーバに簡単なリクエストを送り、HTTPボディの内容をデバッガで表示します。
以下は4D Webサーバに送られたフォームと対応するHTMLコードです。

次はTest4Dv11メソッドです。

 C_TEXT($requestText)
 
 GET HTTP BODY($requestText)
 SEND HTML FILE("page.html")

Note: このメソッドのプロパティに"4DタグおよびURL (4DACTION) で利用可能"を指定します。

フォームがWebサーバに提出されると、変数$requestTextは、HTTPリクエストボディのテキストを受け取ります。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webサーバ
番号: 814

 
履歴 

初出: 4D 2004

 
参照 

GET HTTP HEADER