4D v12.4

AUTHENTICATE WEB SERVICE

ホーム

 
4D v12.4
AUTHENTICATE WEB SERVICE

 

AUTHENTICATE WEB SERVICE 


 

AUTHENTICATE WEB SERVICE ( name ; password {; authMethod} {; *} )  
引数   説明
name  文字 in ユーザの名前
password  文字 in ユーザのパスワード
authMethod  倍長整数 in 認証メソッド 0または省略された場合 = 指定されない、1 = BASIC、2 = DIGEST
演算子 in 渡された場合、プロキシによる認証

説明   

AUTHENTICATE WEB SERVICEコマンドは、クライアントアプリケーションの認証を必要とするWeb サービスの使用を可能にします (シンプルな認証) 。BASICとDIGEST メソッド、そしてプロキシの存在がサポートされています。

注: BASICとDIGEST認証のメソッドに関する詳細はCONFIRMを参照してください。

引数 namepassword には、必須となるID情報 (ユーザ名とパスワード) を渡します。CALL WEB SERVICEコマンドによってこの情報はコード化され、Webサービスへ送られるHTTPリクエストに追加されます。従ってCALL WEB SERVICEコマンドを呼び出す前にAUTHENTICATE WEB SERVICEコマンド を呼び出す必要があります。

オプション引数 authMethod を用いて、次のCALL WEB SERVICEコマンド を呼び出すために使用する認証メソッドを指定します。そのためには、以下の値の1つを渡します。

  • 2 = DIGEST認証メソッドを使用する。
  • 1 = BASIC認証メソッドを使用する。
  • 0 (または引数を省略) = 適切なメソッドを使用する。この場合、4Dは認証メソッドを決定するために追加のリクエストを発行します。

引数 * を渡すと、認証情報をHTTPプロキシへ送ることを指定します。Webサービスクライアントと Webサービスの間で認証を必要とするプロキシが存在する際、必ずこの設定を実行しなければなりません。Webサービス自体が認証されている場合、ダブル認証が必要となります (例題を参照) 。

認証情報は各リクエスト後にデフォルトで0にリセットされます。そのためAUTHENTICATE WEB SERVICEコマンドを使用してから各CALL WEB SERVICEコマンドを使用します。しかしSET WEB SERVICE OPTIONコマンドのオプションを使用すれば、この情報を一時的に保持するのは可能です。この場合、AUTHENTICATE WEB SERVICEコマンドをつど実行せずに、各CALL WEB SERVICEコマンドを実行します。

認証が失敗すると、SOAPサーバはエラーを返します。このエラーはGet Web Service error infoコマンドを使用して確認できます。

例題  

プロキシの後ろに配置されているWebサービスによる認証:

  `DIGESTモードでのWeb Serviceへの認証
 AUTHENTICATE WEB SERVICE("SoapUser";"123";2)
  `デフォルトモードでのプロキシへの認証
 AUTHENTICATE WEB SERVICE("ProxyUser";"456";*)
 CALL WEB SERVICE(...)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webサービス (クライアント)
番号: 786

 
履歴 

変更: 4D v11 SQL Release 3

 
参照 

CALL WEB SERVICE
Get Web Service error info