4D v16.3

WEB SERVICE AUTHENTICATE

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WEB SERVICE AUTHENTICATE

WEB SERVICE AUTHENTICATE 


 

WEB SERVICE AUTHENTICATE ( name ; password {; authMethod} {; *} )  
引数   説明
name  文字 in ユーザの名前
password  文字 in ユーザのパスワード
authMethod  倍長整数 in 認証メソッド 0または省略された場合 = 指定されない、1 = BASIC、2 = DIGEST
演算子 in 渡された場合、プロキシによる認証

説明   

WEB SERVICE AUTHENTICATEコマンドは、クライアントアプリケーションの認証を必要とするWeb サービスの使用を可能にします (シンプルな認証) 。BASICとDIGEST メソッド、そしてプロキシの存在がサポートされています。

注: BASICとDIGEST認証のメソッドに関する詳細は接続セキュリティを参照してください。

引数 namepassword には、必須となるID情報 (ユーザ名とパスワード) を渡します。WEB SERVICE CALLコマンドによってこの情報はコード化され、Webサービスへ送られるHTTPリクエストに追加されます。従ってWEB SERVICE CALLコマンドを呼び出す前にWEB SERVICE AUTHENTICATEコマンド を呼び出す必要があります。

オプション引数 authMethod を用いて、次のWEB SERVICE CALLコマンド を呼び出すために使用する認証メソッドを指定します。そのためには、以下の値の1つを渡します。

  • 2 = DIGEST認証メソッドを使用する。
  • 1 = BASIC認証メソッドを使用する。
  • 0 (または引数を省略) = 適切なメソッドを使用する。この場合、4Dは認証メソッドを決定するために追加のリクエストを発行します。

引数 * を渡すと、認証情報をHTTPプロキシへ送ることを指定します。Webサービスクライアントと Webサービスの間で認証を必要とするプロキシが存在する際、必ずこの設定を実行しなければなりません。Webサービス自体が認証されている場合、ダブル認証が必要となります (例題を参照) 。

認証情報は各リクエスト後にデフォルトで0にリセットされます。そのためWEB SERVICE AUTHENTICATEコマンドを使用してから各WEB SERVICE CALLコマンドを使用します。しかしWEB SERVICE SET OPTIONコマンドのオプションを使用すれば、この情報を一時的に保持するのは可能です。この場合、WEB SERVICE AUTHENTICATEコマンドをつど実行せずに、各WEB SERVICE CALLコマンドを実行します。

認証が失敗すると、SOAPサーバはエラーを返します。このエラーはWEB SERVICE Get infoコマンドを使用して確認できます。

例題  

プロキシの後ろに配置されているWebサービスによる認証:

  //DIGESTモードでのWeb Serviceへの認証
 WEB SERVICE AUTHENTICATE("SoapUser";"123";2)
  //デフォルトモードでのプロキシへの認証
 WEB SERVICE AUTHENTICATE("ProxyUser";"456";*)
 WEB SERVICE CALL(...)



参照 

WEB SERVICE CALL
WEB SERVICE Get info

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webサービス (クライアント)
番号: 786

 
履歴 

変更: 4D v11 SQL Release 3
名称変更: 4D v13

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)