4D v16.3

USE SET

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4D v16.3
USE SET

USE SET 


 

USE SET ( set ) 
引数   説明
set  文字 in 使用するセットの名前

説明   

USE SETは、set内のレコードをそのセットの属するテーブルのカレントセレクションにします。

セットを作成すると、その時点のカレントレコードはそのセットに“記憶”されています。USE SETはセット上のカレントレコードの位置を復元し、そのレコードを新しいカレントレコードにします。USE SETを実行する前にこのレコードを削除すると、4Dはセットの先頭のレコードをカレントレコードに設定します。INTERSECTIONUNIONDIFFERENCEADD TO SETコマンドはカレントレコードを再設定します。カレントレコードの位置を含まないセットを作成した場合にも、USE SETはセットの先頭のレコードをカレントレコードに設定します。

警告: セットは、そのセットが作成された時点のセレクションを表現しているという点に注意してください。セットに対応するレコードが更新されると、セットは正確なものでないかもしれません。したがって、ディスクに保存するセットは、頻繁に更新されることのないレコードで構成するべきです。セットを無効にする操作としてはセットのレコードの修正、セットのレコードの削除、セットを決定した条件の変更等があります。

例題  

以下の例はLOAD SETを使用して、所在地が“NY Acme”のセットを復元し、その復元したセットをUSE SETを使用してカレントセレクションにします:

 LOAD SET([Companies];"NY Acme";"NYAcmeSt") ` セットをメモリにロード
 USE SET("NY Acme") ` カレントセレクションをNY Acmeに変更
 CLEAR SET("NY Acme") ` メモリからセットをクリア



参照 

CLEAR SET
LOAD SET

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: セット
番号: 118

このコマンドはカレントレコードを変更しますこのコマンドはカレントセレクションを変更しますThis command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)