4D v16.3

SPELL SET CURRENT DICTIONARY

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4D v16.3
SPELL SET CURRENT DICTIONARY

SPELL SET CURRENT DICTIONARY 


 

SPELL SET CURRENT DICTIONARY ( dictionary ) 
引数   説明
dictionary  倍長整数, テキスト in スペルチェック用に使用する辞書のID、名前または言語コード
省略した場合デフォルトの辞書を使用

説明   

SPELL SET CURRENT DICTIONARYコマンドは、現在の辞書を引数dictionaryに よって指定された辞書で置き換えます。カレント辞書は、4Dに内蔵されているスペルチェック機能に使用されています(詳細については、 4D Design Referenceマニュアルや4D Write、4D Viewドキュメントを参照してください) 。設定された現在の辞書は即座にセッションを通して、データベースのすべてのプロセス、および4D Writeや4D Viewプラグインエリアに反映されます。

デフォルトでは、以下の辞書を使用します。

  • Windows環境下では、アプリケーションの言語に対応するハンスペル辞書を使用します。
  • OS X環境下では、システムのスペルチェッカーを使用します。

Note: ハンスペル辞書の詳細な情報に関しては、Hunspell辞書のサポート のセクションを参照して下さい。

dictionary 引数を使用することによって、辞書を変更することが出来ます。以下のいづれかを渡す事ができます。

  • ハンスペルの辞書ID番号(SPELL GET DICTIONARY LIST コマンドによって返されます)。
  • ハンスペルの辞書名(ハンスペル辞書のファイル名に対応、拡張子はあってもなくても可)。
  • a BCP 47、 ISO 639-1 または ISO 639-2 言語コード。例えば、BCP 47 言語コードでは、 "en-US" はアメリカ英語を意味し、 "en-GB" はイギリス英語を意味します。これらのコードは4D内部で対応するカレントの辞書へとリダイレクトされます(ハンスペルまたはOS Xシステム辞書)。

Compatibility note: 旧バージョンの4Dでは、"コーディアル" 辞書はサポートされていました。互換性のために、"コーディアル"辞書の番号を dictionary 引数に渡す事は可能です(値もしくは "Dictionaries" テーマ内の定数)。しかしながらこの場合、辞書は4D内部でそれに相当するハンスペル辞書(またはOS Xの場合はシステムの辞書)へとリダイレクトされます。

dictionaryが正しくロードされるとシステム変数OKに1が設定されます。そうでなければ0が設定されエラーが返されます。

例題  

Hunspellフォルダーに配置した"fr-classic"辞書をロードする:

 SPELL SET CURRENT DICTIONARY("fr-classic")
  // SPELL SET CURRENT DICTIONARY ("FR-classic.dic") も使用できます



参照 

SPELL CHECKING
SPELL Get current dictionary
SPELL GET DICTIONARY LIST

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: スペルチェッカー
番号: 904

このコマンドはOKシステム変数を更新します

 
履歴 

変更: 4D 2004.5
変更: 4D v13
名称変更: 4D v13
変更: 4D v14

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)