4D v16.3

SET DEFAULT CENTURY

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4D v16.3
SET DEFAULT CENTURY

SET DEFAULT CENTURY 


 

SET DEFAULT CENTURY ( century {; pivotYear} ) 
引数   説明
century  倍長整数 in 2桁の年数が入力された場合の デフォルト世紀 (マイナス1)
pivotYear  倍長整数 in 2桁の年で日付が入力された時の区切り年

説明   

SET DEFAULT CENTURY コマンドは、2桁の年で日付を入力した際に4Dが使用する、デフォルトの世紀と区切り年を指定するために使用します。

区切り年の値は、2桁の年が入力された際に、4Dがどのように日付を解釈するかを定義します:

  • 年が区切り年以上の場合、4Dはデフォルト世紀を使用します。
  • 年が区切り年未満の場合、4Dは次の世紀を使用します。

デフォルトで、4Dは世紀が20世紀であるとし、区切り年に30を使用します。例えば:

  • 97/01/25 は1997年1月25日を意味します。
  • 30/01/25 は1930年1月25日を意味します。
  • 29/01/25 は2029年1月25日を意味します。
  • 07/01/25 は2007年1月25日を意味します。

デフォルトを変更するには、 コマンドを実行します。コマンドは即座に効果を持ちます。新しいデフォルト世紀のみ、または新しいデフォルト世紀と区切り年を渡すことができます。

新しいデフォルト世紀マイナス1をcenturyに渡すと、4Dは2桁で入力された日付がこの世紀に属するものとして解釈します。
例えば:

 SET DEFAULT CENTURY(20) ` 21世紀をデフォルト世紀とする
  • 97/01/25 は2097年1月25日を意味します。
  • 07/01/25 は2007年1月25日を意味します。

さらに、オプションでpivotYear 引数を指定できます。
例えば、以下のように呼び出すと、区切り年は1995になります:

 SET DEFAULT CENTURY(19;95) ` 年が95未満の場合のデフォルト世紀を21世紀とする
  • 97/01/25 は1997年1月25日を意味します。
  • 07/01/25 は2007年1月25日を意味します。

Note: このコマンドは、2桁の年で日付が入力された際の4Dの日付の解釈にのみ影響します。
以下のようなケースでは:

  • 1997/01/25 は1997年1月25日を意味します。
  • 2097/01/25 は2097年1月25日を意味します。
  • 1907/01/25 は1907年1月25日を意味します。
  • 2007/01/25 は2007年1月25日を意味します。

このコマンドはデータ入力にのみ影響します。日付の格納や計算には影響しません。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 日付と時間
番号: 392

 
履歴 

変更: 4D v6.7

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)