4D v16.3

Date

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4D v16.3
Date

Date 


 

Date ( dateString ) -> 戻り値 
引数   説明
dateString  文字 in 日付を表す文字列
戻り値  日付 in 日付

説明   

Dateコマンドは、dateString を解釈し、日付を返します。

dateString 引数は、ISO日付フォーマットかシステムレベルで設定される地域設定に従わなければなりません。

ISO日付フォーマット
この文字列は"YYYY-MM-DDTHH:MM:SS"という書式で構成されます。例えば"2013-11-20T10:20:00"と表現され、地域設定と関わり無く、Dateコマンドは引数として渡されたdateString を正しく評価します。ピリオドのあとの小数以下の秒はサポートされています(例:"2013-11-20T10:20:00.9854")
もしdateString のフォーマットが ISO日付フォーマットに適合しない場合は、地域設定で定義された短い形式の日付フォーマットとして評価します。

注 : 4D v14以降、"YYYY-MM-DDTHH:MM:SSZ"の書式を使用することが推奨されます。これはISOスタンダードに準拠し、またタイムゾーンを表す事ができます。

地域設定
dateString
がISO日付フォーマットに適合しないとき、オペレーティングシステムの地域設定で定義された短い形式の日付フォーマットを評価のために使います。
日本語環境では、日付は通常YY/MM/DD (年, 月, 日) の順です。月と日は1あるいは2桁の数字です。年は2あるいは4桁の数字です。年が2桁の場合は数値に基づいて、19または20を年の先頭に追加します。その境界値は、デフォルトで30です。

  • 30以上の場合、20世紀の日付であると判定して、先頭に19を加えます。
  • 30未満の場合、21世紀の日付であると判定して、先頭に20を加えます。

SET DEFAULT CENTURYコマンドで境界値を設定できます。

有効な日付区切り文字は、 スラッシュ (/), スペース, ピリオド (.), コンマ (,) そしてダッシュ(-)です。

無効な日付("94/13/35" や "94/aa/12" など)を dateString に渡した場合、Date はヌル日付を返します(!00/00/00!)。dateString の値が有効であるかを検証するのはデベロッパの責任です。

以下の例題はリクエストダイアログを使用して、ユーザに日付の入力を要求します。ユーザが入力した文字列は日付に変換され、reqDate変数に格納されます:

 reqDate:=Date(Request("日付を入力してください:";String(Current date)))
 If(OK=1)
  // reqDate変数に格納された日付に処理を行う
 End if

以下の例題は文字列 "94/12/20"を日付にして返します:

 vdDate:=Date("94/12/20")

 以下の例題はISOフォーマットに基づき日付に変換します:

 $vtDateISO:="2013-06-05T20:00:00"
 $vDate:=Date($vtDateISO)
  //$vDate変数は、システムに関係なく2013年6月5日を表します

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 日付と時間
番号: 102

This command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)