4D v16.3

RELATE ONE SELECTION

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4D v16.3
RELATE ONE SELECTION

RELATE ONE SELECTION 


 

RELATE ONE SELECTION ( manyTable ; oneTable ) 
引数   説明
manyTable  テーブル in nテーブル (リレーションの開始元)
oneTable  テーブル in 1テーブル (リレーションの参照先)

説明   

RELATE ONE SELECTIONコマンドは、manyTableのレコードセレクションをもとにして、oneTableテーブルの新しいセレクションを作成し、その新しいセレクションの最初のレコードをカレントレコードとしてロードします。

このコマンドはmanyTableからoneTableへのリレートがある場合にのみ使用できます。RELATE ONE SELECTIONはリレートの複数レベルを対象に動作できます。manyTableoneTableの間には複数のリレートテーブルがある場合があります。これらのリレートは、マニュアルリレートまたは自動リレートのどちらでも動作します。

RELATE ONE SELECTIONは開始テーブルからリレート先テーブルまで設定されているリレーションパスのうち、最も短いものを使用します。同じサイズのパスが存在し、使用されたパスをコントロールする必要がある場合には、SET FIELD RELATION コマンドの使用も検討してください。

例題  

以下の例では、今日が請求書の支払期日であるすべての顧客を検索します。

以下は、[Invoices]テーブル内のレコードセレクションに基づき、[Customers]テーブルのセレクションを作成します:

 CREATE EMPTY SET([Customers];"Payment Due")
 QUERY([Invoices];[Invoices]DueDate=Current date)
 While(Not(End selection([Invoices])))
    RELATE ONE([Invoices]CustID)
    ADD TO SET([Customers];"Payment Due")
    NEXT RECORD([Invoices])
 End while

以下の手法ではRELATE ONE SELECTIONを使用して同じ結果を得ています:

 QUERY([Invoices];[Invoices]DueDate=Current date)
 RELATE ONE SELECTION([Invoices];[Customers])

注: バージョン11以降、このコードはパフォーマンスを低下させることなく以下のコードに書き換えることができます:

 QUERY([Customers];[Invoices]DueDate=Current date)



参照 

QUERY
RELATE MANY SELECTION
RELATE ONE
セット

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: リレーション
番号: 349

このコマンドはカレントレコードを変更しますこのコマンドはカレントセレクションを変更しますThis command can be run in preemptive processes

 
履歴 

変更: 4D v6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)