4D v16.3Pop up menu |
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4D v16.3
Pop up menu
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Pop up menu ( contents {; default {; xCoord ; yCoord}} ) -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
contents | テキスト |
![]() |
定義された項目テキスト | |||||
default | 倍長整数 |
![]() |
デフォルトで選択された項目番号 | |||||
xCoord | 倍長整数 |
![]() |
左上角のX座標 | |||||
yCoord | 倍長整数 |
![]() |
左上角のY座標 | |||||
戻り値 | 倍長整数 |
![]() |
選択された項目番号 | |||||
Pop up menu コマンドは、現在マウスが置かれている場所でポップアップメニューを表示します。
ユーザインタフェースの規則に従い、通常マウスボタンが押されて、かつ押されたままのときにこのコマンドを呼び出します。
以下のように、引数contentsを用いてポップアップメニューの項目を定義します。
<B | 太字 |
<I | 斜体 |
<U | アンダーライン |
<O | アウトライン (Macintoshのみ) |
<S | シャドウ (Macintoshのみ) |
Tip: 特殊文字 (!, /, etc.) をポップアップメニューに含めるなどのために、ポップアップメニューでこれらの文字を解釈するためのメカニズムを無効にすることが可能です。これを実行するには引数contentsをChar(1)で始め、さらにこのステートメントを区切り文字として使用します。
contents:=Char(1)+"1/4"+Char(1)+"1/2"+Char(1)+"3/4")
このステートメントが実行されると、スタイルおよびショートカットをポップアップメニューに割り当てることができなくなりますので注意してください。
オプション引数 default によって、ポップアップメニューが表示される際にデフォルトで選択されるメニュー項目を指定できます。1からメニュー項目の数までの値を渡します。この引数を省略すると、コマンドはデフォルトで最初のメニュー項目を選択します。
オプション引数 xCoord と yCoord を用いて、表示されるポップアップメニューの位置を指定できます。 xCoord と yCoord には、メニューの左上角の水平座標と垂直座標をそれぞれ渡します。これらの座標は、カレントフォームのローカル座標システムにおいてピクセル形式で表示されなければなりません。これら2つの引数は必ず一緒に渡さなければなりません。1つのみが渡された場合、それは無効となります。
引数 xCoord と yCoord を使用すると、引数 default は無視されます。この場合、マウスは必ずしもポップアップメニューのレベルに置かれてはいません。
これらの引数は、特に、ポップアップメニューと連動する3Dボタンを扱う際に便利です。
メニュー項目を選択すると、コマンドはその番号を返します。その他の場合はゼロ (0) を返します。
Note: 適切な項目数のポップアップメニューを使用してください。50以上もの項目を表示したい場合は、ポップアップメニューではなく、フォーム内のスクロール可能エリアの使用を検討するほうが賢明です。
プロジェクトメソッドMY SPEED MENUは、ナビゲーションスピードメニューをプルダウンします。
` MY SPEED MENU プロジェクトメソッド
GET MOUSE($vlMouseX;$vlMouseY;$vlButton)
If(Macintosh control down|($vlButton=2))
$vtItems:="About this database...<I;(-;!-Other Options;(-"
For($vlTable;1;Get last table number)
If(Is table number valid($vlTable))
$vtItems:=$vtItems+";"+Table name($vlTable)
End if
End for
$vlUserChoice:=Pop up menu($vtItems)
Case of
:($vlUserChoice=1)
` Display Information
:($vlUserChoice=2)
`オプションを表示する
Else
If($vlUserChoice>0)
`番号が $vlUserChoice-4 のテーブルに移動する
End if
End case
End if
このプロジェクトメソッドは、以下から呼び出せます。
最後の2つの場合では、フォームオブジェクトでクリックが行われる必要はありません。これは、Pop up menu コマンドの1つの利点です。一般的にポップアップメニューを表示するためにフォームオブジェクトを使用します。Pop up menu を使用すると、どこにでもメニューを表示することができます。
Windowsでは、マウスの右ボタンを押すことによってポップアップメニューが表示されます。Macintoshでは、Control+ クリックを押すことによって表示されます。ただし、メソッドはマウスクリックが存在するかどうかを実際にチェックをしませんので注意してください。呼び出し側のメソッドがこのテストを実行します。
Windows上 (左) とMacintosh上 (右)で表示されるポップアップメニューは以下のとおりです。 Windowsバージョンの標準チェックマークに注目してください。
プロダクト: 4D
テーマ: ユーザーインターフェース
番号:
542
変更: 4D 2004
ランゲージリファレンス ( 4D v16)
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ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)