4D v16.3

LDAPコマンドについての説明

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4D v16.3
LDAPコマンドについての説明

LDAPコマンドについての説明  


 

 

"LDAP"テーマのコマンドを使うと、LDAPプロトコルを使用して、お使いの4DアプリケーションをMS Active Directoryなどのカンパニーディレクトリに接続することができます。サーバーデータにアクセスし、それをクエリすることもできます。

注: LDAP または Lightweight Directory Access Protocol は、分散型情報サービスへとアクセスし、維持するためのオープンなスタンダードです。より詳細な情報に関しては、Wikipedia page on LDAP または OpenLDAP Software のメインページを参照して下さい。

LDAPコマンドにより、以下のようなことが可能になります:

  • Windows セッションログインとパスワード(MS Active directoryの場合)を使用することにより4Dアプリケーションへのアクセス権を与え、その結果としてエンドユーザーはたった一つのパスワードだけ覚えていれば良いということになります。
  • 企業内ディレクトリをクエリすることにより、ユーザー情報(姓名、メールアドレス、電話番号、オフィスの建物、所属グループ等)を取得できるようになります。

4Dでは、LDAP接続はLDAP LOGIN を使用して開かれます。その後カレントの4Dプロセスと結びつけられ、閉じる際にはLDAP LOGOUTを使用するか、プロセスが実行を終了する必要があります。

以下の一覧は、LDAP環境で使用される主な略語の一覧です:

略語定義
LDAPライトウェイトディレクトリアクセスプロトコル(Lightweight Directory Access Protocol)
ADアクティブディレクトリ(Active Directory)。AD とはMicrosoftによって実装されたディレクトリサービスデータベースで、LDAPはそれとの対話のためのプロトコルの一つです。
CN一般名(Common Name)、例えば "John Doe" など。
DN識別された名前(Distinguished Name)、例えば "cn=John Doe,ou=users,dc=example,dc=com"など。
SAM-Account-Nameセキュリティアカウントマネージャー(Security Account Manager)。ADへのログオン名、例えば "jdoe"
OU組織単位(Organizational unit)。サーバーツリーのグループ。
DCドメインコンポーネント(Domain components)。サーバーツリーのルートと最初の枝。
uidユーザーID(User identifier)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: LDAP

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)