4D v16.3JSON コマンドについての概要 |
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4D v16.3
JSON コマンドについての概要
JSON コマンドについての概要
JSON コマンドは、JSONフォーマットのランゲージオブジェクトを生成・解析するためのものです。言い換えると、このフォーマットを使用することによって4Dデータベース(データとストラクチャ)にWebブラウザを使ってアクセスすることが出来るようになります。 構造化されたオブジェクトの使えるようになったことは4D v14 のランゲージの大きな新機能の一つであり、構造化されたデータの受け渡しを容易にするのが目的です。"JSON"テーマ内のコマンドを使用することによって4DでJSONオブジェクトを直接使うことが出来るようになりました。 それでいながら、"native"オブジェクト(JSONにインスパイヤされた構造をもつオブジェクト)を扱うこともで、これにより全てのランゲージとデータの受け渡しができるようになっています。詳細は オブジェクト(ランゲージ) の章を参照して下さい。 "JSON (JavaScript Object Notation) とは、 ECMAScript 表記法に由来する、標準的なテキストベースのデータ表記法である。" (引用:Wikipedia英語版) この章ではJSONの表記法の原理についての概略を記載しています。JSONの表記法についての完全な情報については、こちらのWebサイトを参照して下さい。: www.json.org/index.html JSON の記法は以下の原則に従うようにできています。:
JSON データは、名前/値(もしくはキー/値)のペアという形で表現されます。 名前/値のペアの中は、二重引用符("")で挟まれたフィールド名のあと、コロン(:)、そして同じく二重引用符("")で挟まれた値が続きます。以下の様な形です: "firstName":"John" これはJavaScriptでの以下の表記に相当しています: firstName="John" プロパティ名では大文字と小文字は区別されることに注意してください。 "FirstName" の代わりに "firstName" と表記すると、これは別のデータを意味することになります。 JSON では以下の型の値に対応しています:
JSON オブジェクトは中カッコ({ })によって定義され、必要な数だけ名前/値のペアを内包することが出来ます。表記は以下のようになります: { "firstName":"John" , "lastName":"Doe" } JSON オブジェクトは4Dではオブジェクト変数(C_OBJECT)とフィールドを通して保存と管理ができます。 JSON 配列は大カッコ([ ])によって定義されます。それぞれの配列は、未定数のオブジェクトを内包することができます: { "employees": [ { "firstName":"John" , "lastName":"Doe" }, { "firstName":"Anna" , "lastName":"Smith" }, { "firstName":"Peter" , "lastName":"Jones" } ] } 4D の日付とJSON間でデータの変換が行われる際、デフォルトで変換を行ったマシンのタイムゾーンに沿って(JavaScriptに従って)変換されます。例えば、フランス(GMT+2)では !23/08/2013! を変換すると"2013-08-22T22:00:00Z" という結果が得られます(逆もまた然りです)。 例えばSET DATABASE PARAMETER コマンドなどを使用してこの機能を変更し、 書き出し処理を実行する際にタイムゾーンを考慮しないようにすることもできます。 4D/JSON 間の日付の変換についてのより詳細な情報は、 JavaScript の日付の変換 を参照して下さい。
参照
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v16) |
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