4D v16.3OB Get |
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4D v16.3
OB Get
OB Get
OB Getコマンドは、 object 引数で指定したオブジェクトの property のカレントの値を返します。任意の type 引数で指定した型へと変換することもできます。 object で指定するオブジェクトは、 C_OBJECT コマンドを使用して作成されている、あるいはオブジェクトフィールドが選択されている必要があります。 注: このコマンドは (WP GET ATTRIBUTESコマンドと同様に) 4D Write Pro objects に定義されている属性をサポートします (例題9を参照ください)。しかしながら、WP GET ATTRIBUTESとは異なり、OB Get はピクチャー変数やフィールドを属性値として直接扱うことはできません。 property 引数には、情報を取得したいプロパティのラベルを渡します。property 引数では、大文字と小文字は区別されることに注意して下さい。 特に指定がなければ、 4D はプロパティの値を本来の型のまま返します。このとき、 type 引数を使用することによって返ってくる値の型を強制的に変換することができます。この場合、 type 引数には以下の定数のどれか一つを渡して下さい。これらの定数は Field and Variable Types テーマ内にあります。
コマンドは property 引数で指定されたプロパティの値を返します。いくつかのデータの型がサポートされています。以下のことに注意して下さい:
テキスト型の値を取得する場合: C_OBJECT($ref) 実数型の値を取得して、倍長整数へと変換する場合: OB SET($ref ;"age";42) オブジェクトの中の値を取得する場合: C_OBJECT($ref1;$ref2) 従業員の年齢を二度修正したい場合: C_OBJECT($ref_john;$ref_jim) ISO 形式のデータを日付型で取り出す場合: C_OBJECT($object) 入れ子にされたオブジェクトを使用することもできます: C_OBJECT($ref1;$child;$children) オブジェクトに保存された時間を4Dに復元する例を考えます: C_OBJECT($obj_o) 4Dオブジェクトフィールドの使用例です: // 値を定義する 4D Write Proエリアを含むフォームメソッド内に、以下のように書く事ができます: If(Form event=On Validate) ドキュメントのカスタム属性を読み出す事もできます: vAttrib:=OB Get([MyDocuments]My4DWP;"myatt_Last edition by")
参照
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プロパティ
プロダクト: 4D 履歴
初出: 4D v14 ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v16) |
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