4D v16.3

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このページではメソッドエディターのインターフェースやデフォルトの表示、および動作に関するオプションを設定します。ページはスタイルオプションカラーの3つのタブに分けられています。

メソッドエディターの編集エリアのフォントと文字サイズを設定します:

  • フォント: 使用するフォント名
  • サイズ: 文字サイズ

オブジェクトのタイプごとに異なるフォントスタイルを設定できます。

 このエリアのオプションを使用して、4Dのランゲージ項目 (フィールド、テーブル、変数、引数、SQL等) やSQLランゲージ項目 (キーワードや関数等) 毎に特定のスタイルやカラーを設定できます。コード保守のために、異なる色やスタイルの組み合わせを使用すると便利です。

  • ランゲージ: 設定するランゲージをこのメニューを使用して4DまたはSQLから選択します。そしてリストされている項目についてメソッドエディター中で適用するスタイルを指定します。この項目リストはメニューで選択したランゲージに基づいて変わります。
  • 項目タイプのリスト: シンタックス項目の描画属性を設定するには表中で項目タイプごとにスタイルやカラーを設定します。項目ごとに複数のオプションを設定できます。項目ラベルは選択されたスタイルを反映して変更されます。カラーを変更するには項目のカラーアイコンをクリックして表示されるパレットで新しいカラーを選択します。
    注:
    • 4Dランゲージで、"プレーンテキスト"項目は他のタイプに属さないすべてのテキスト項目を指します (例: 記号、句読点、リテラル定数等)。
    • 4Dランゲージで、"キーワード"項目はマクロを使用してアクセスされるプログラム構造 (If/End if、Case of/End case等) を指します。SQLランゲージではすべてのコマンドとそれに割り当てられたキーワードを指します。

  • リージョンシステム設定を使用: ローカル4Dアプリケーション用の"国際的な"コード設定を有効化/無効化することができます。
    • このオプションがチェックされていないとき(4D v15以降のバージョンでのデフォルト値)、4Dメソッドにおいて英語-US設定と英語でのプログラミング言語が使用されます。
    • このオプションがチェックされていたとき、以前のバージョンでの4D同様、リージョン設定が使用されます。
    このオプションを変更した場合、変更が有効になるように4Dアプリケーションを再起動する必要があります。
    このオプションの効果についての詳細な説明については、4Dプログラミング言語の章を参照して下さい。

このエリアではメソッドエディターの表示オプションを設定します:

  • インデント: メソッドエディター中での4Dコードで使用されるインデントの値を設定します。値はポイント (デフォルトで10) で設定します。
    4Dは構造を明確にするために自動でコードをインデントします:

    アルゴリズムが複雑にになり、階層レベルが大きくなるような場合は、この値を減らすことで水平スクロールを減らすことができます。
  • 行番号を表示: メソッドエディターにデフォルトで行番号を表示するかどうかを設定します。メソッドエディターから直接カレントウィンドウの行番号を表示/非表示設定することもできます。
  • リスト表示: オブジェクト (コマンド、テーブル、フィールド等) のリストを表示するかどうかを設定します。メソッドエディターから直接このリストを表示/非表示にすることができます。
  • 論理ブロックをハイライト(v16の新機能): チェックされている場合、マウスを展開されたノードの上に置いたときに論理ブロック(例えばIf/End ifなど)に含まれているコード全てがハイライトされます:

    注: ハイライトカラーは"カラー"ページにて設定が可能です。
  • ブロック行をつねに表示(v16からの新機能): 垂直のブロック行を常に非表示にする事ができます。ブロック行はノードを視覚的に接続するために設計されています。デフォルトでは、これらは常に表示されています(ただし展開/折りたたみアイコンが非表示の場合は除きます。以下参照)。
  • 展開/折りたたみアイコンを非表示(v16の新機能): コードを表示する際に、展開/折りたたみアイコンをデフォルトで非表示にすることができます。このオプションがチェックされているとき、ノードアイコン(とブロック行も。上記参照)は、マウスがノードの上に置かれた際にのみ一時的に表示されます:
  • 括弧のマッチング: コード中での対応する括弧のグラフィカルなシグナルを設定します。シグナルは括弧が選択されたときに表示されます。以下のオプションを選択できます:
    • なし: シグナルしません。
    • 四角: 括弧が黒い四角で囲まれます。
    • 背景色: 括弧がハイライトされます (色は後述の"カラー"エリアで設定します)。
    • 太字: 括弧が太字で表示されます。
    デフォルトで四角オプションが選択されています:
  • テキストのハイライト(v16の新機能): 開かれたメソッドウィンドウ内にて、同じテキスト(変数、フィールド等)のオカレンスを全てハイライトすることができます。

    以下のオプションが利用可能です:
    • なし(デフォルト): ハイライトしない
    • カーソル上のみ: 全てのオカレンスは、テキストがクリックされた際にのみハイライトされます。
    • 選択されたテキストのみ: 全てのオカレンスは、テキストが選択された際にのみハイライトされます。

    注: ハイライト色は"カラー"ページにて設定可能です。

  • 実行行をハイライト: 通常の黄色の矢印インジケーターに加え、デバッガで実行中の行をハイライトするかどうかを設定します(デバッグ を参照して下さい)。

    このオプションの選択を解除すると、黄色の矢印のみが表示されます。
提案  

このエリアではメソッドエディターの自動補完メカニズムを設定して、自分の作業習慣に合わせることができます。

  • ウィンドウを自動で開く: 定数、ローカルおよびインタープロセス変数、テーブルの提案ウィンドウを自動で開くかを指定します。
    例えば"ローカルおよびインタープロセス変数"オプションにチェックされていると、$文字を入力したときに提案されるローカル変数のリストが表示されます:

    対応するオプションのチェックを外すことで、要素ごとにこの機能を無効にできます。
  • 提案の決定: 自動補完ウィンドウに表示されたカレントの提案を受け入れる入力コンテキストを設定します。
    • タブと区切り文字: このオプションが選択されていると、タブキーまたは現在のコンテキストに関連する区切り文字で現在選択されている提案を決定することができます。例えば"ALE"と入力して"("を入力すると、4Dは自動で"ALERT("とエディターに書き込みます。区切り文字は以下の通りです: ( ; : = < [ {
    • タブのみ: このオプションが選択されていると、現在の提案はタブキーを押したときにのみ受け入れられます。これは特に${1}のように、要素名に区切り文字を入力することを容易にします。.
      注: ウィンドウ中をダブルクリックするか、改行キーを押すことで提案を受け入れることもできます。

このオプションでは、メソッドエディターインターフェースで使用される様々なカラーを設定します。

  • カーソルのある行 (アクティブウィンドウ) / カーソルのある行 (非アクティブウィンドウ): カーソルがある行の背景色。
  • 検索された単語のハイライト: 検索で見つかった単語のハイライト色。
  • 括弧のハイライト: 対応する括弧のハイライト色 (括弧のペアが色のハイライトで示されるときに使用されます、前述の“オプション”参照)。
  • 編集エリアの背景色: メソッドエディターウィンドウの背景色。
  • 提案テキスト: メソッドエディターで提案された自動補完テキストの色。
  • ブロックのハイライト(v16からの新機能): オプションページ内の"論理ブロックをハイライト"オプションが有効化されていた場合の、選択された論理ブロックのハイライト色。
  • 同じテキストのハイライト(v16からの新機能): オプションページ内の"テキストのハイライト"オプションのどれか一つが有効化されていた場合に、同じテキストの他のオカレンスのハイライト色。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 環境設定

 
履歴 

New
変更: 4D v16

 
タグ 

Débogueur

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v16)
デザインリファレンス ( 4D v16.1)
デザインリファレンス ( 4D v16.3)