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HTTP SET OPTION

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HTTP SET OPTION

HTTP SET OPTION 


 

HTTP SET OPTION ( option ; value ) 
引数   説明
option  倍長整数 in 設定するオプションのコード
value  倍長整数 in オプションの値

説明   

HTTP SET OPTIONコマンドは (HTTP GetHTTP Requestコマンドで実行される次のリクエストでクライアントにより使用される) HTTPオプションの値を設定します。設定するオプションの数だけこのコマンドを呼び出します。

注: 設定されるオプションはカレントプロセスに対し有効です。コンポーネントの場合そのコンポーネント内で有効です。

option 引数には設定するオプションの番号を、value 引数にはオプションの新しい値を渡します。option 引数にはHTTP Clientテーマの以下の定義済み変数のいずれかを指定できます:

定数 コメント
HTTP compression 倍長整数 6 値 = 0 (圧縮しない) または 1 (圧縮する)。デフォルト値: 0
このオプションを使用して、クライアント/サーバー間通信を効率化するための圧縮メカニズムの有効/無効を切り替えることができます。このメカニズムが有効になっていると、HTTPクライアントはサーバーのレスポンスに応じてdeflateまたはgzip圧縮を使用します。
HTTP display auth dial 倍長整数 4 値 = 0 (ダイアログボックスを表示しない) または 1 (ダイアログボックスを表示する)。デフォルト値: 0
このオプションを使用して、HTTP GetHTTP Requestを実行した際に認証ダイアログボックスを表示するかどうかを指定できます。デフォルトで認証ダイアログボックスは表示されず、HTTP AUTHENTICATEコマンドを使用して認証を行います。しかし認証ダイアログを表示してユーザーに認証IDを入力させたい場合、valueに1を渡します。ダイアログボックスは認証が必要な場合のみ表示されます。
HTTP follow redirect 倍長整数 2 値 = 0 (リダイレクトを許可しない) または 1 (リダイレクトを許可する)
デフォルト値 = 1
HTTP max redirect 倍長整数 3 = 受け入れるリダイレクト数の最大値
デフォルト値 = 2
HTTP reset auth settings 倍長整数 5 値 = 0 (情報を削除しない) または 1 (情報を削除する)。デフォルト値: 0
このオプションを使用して4Dに、各HTTP GetHTTP Requestコマンド実行毎に、ユーザーの認証情報 (ユーザー名、パスワード、認証メソッド) をリセットするよう指示できます。デフォルトでこれらの情報は保持され、各リクエストで再利用されます。value に1を渡すとコマンド実行毎にこれらの情報は削除されます。この設定に関わらず、これらの情報はプロセスが終了すると削除されます。
HTTP timeout 倍長整数 1 値 = クライアントリクエストのタイムアウト (秒単位)。このタイムアウトはサーバーからのレスポンスを何秒待つかを指定します。タイムアウト時間を経過するとクライアントはセッションを閉じ、リクエストは失われます。
デフォルトでタイムアウトは20秒に設定されています。ネットワークの状態やリクエストの特性に応じてこの値を変更できます。

オプションはどのような順番で設定してもかまいません。おなじオプションを複数回設定した場合、最後に設定された値が使用されます。



参照 

HTTP AUTHENTICATE
HTTP GET OPTION

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: HTTPクライアント
番号: 1160

This command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: 4D v13

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)