4D v16.3

HTTP SET CERTIFICATES FOLDER

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4D v16.3
HTTP SET CERTIFICATES FOLDER

HTTP SET CERTIFICATES FOLDER 


 

HTTP SET CERTIFICATES FOLDER ( certificatesFolder ) 
引数   説明
certificatesFolder  テキスト in クライアント証明書フォルダのパス名と名前

説明   

HTTP SET CERTIFICATES FOLDER コマンドは、 カレントセッションの全てのプロセスにおいてアクティブな証明書フォルダを変更します。

クライアント証明書フォルダはWebサーバーからクライアント証明書の要求があったときに4Dが探しに行くフォルダです。デフォルトでは、HTTP SET CERTIFICATES FOLDER コマンドが実行されていない限り、4Dはストラクチャーファイルの隣に作成される "ClientCertificatesFolder" というフォルダを使用します。このフォルダは必要がある場合にのみ作成されます。

4D v14では、複数のクライアント証明書を使用できるようになりました。

certificatesFolder 引数には、クライアント証明書を内包しているユーザー定義のフォルダのパス名を渡します。アプリケーションのストラクチャーファイルからの相対パスか、ま たは絶対パスを渡すことができます。パスは以下の例のようにシステムシンタックスに従って書かれている必要があります:

  • (OS X): Disk:Applications:myserv:folder
  • (Windows): C:\Applications\myserv\folder

自動的に作成されます。

このコマンドが実行されると新しいパスはその後に実行されるHTTP Request などのコマンドに対し、直ちに有効になります(アプリケーションを再起動する必要はありません)。このコマンドはデータベースの全てのプロセスで使用されます。

指定されたフォルダが定義された場所にない場合、またはcertificatesFolder に渡したパス名が有効でない場合、エラーが生成されます。このエラーは ON ERR CALL によって実装されたエラーハンドリングメソッドによって割り込むことができます。

TLSプロトコルの使用 の章で説明があるように、4D によって管理されるSSL 証明書はPEMフォーマットでなければなりません。証明書のプロバイダー(例えばstartssl など)が証明書を .crt、 .pfx または .p12(フォーマットはブラウザによっても異なります)などのバイナリフォーマットで送ってきた場合、それを使用するためにはPEMフォーマットへと変換する必要があります。sslshopper などのようにこのような変換をオンライン上で行えるWeb サイトも存在します。

例題  

証明書フォルダを一時的に変更したい場合を考えます:

 C_TEXT($certifFolder)
 $certifFolder :=HTTP Get certificates folder //カレントフォルダを保存
 HTTP SET CERTIFICATES FOLDER("C:/temp/certifTempo/")
 ... // 特定のリクエストの実行
 HTTP SET CERTIFICATES FOLDER($certifFolder//以前のフォルダを復元



参照 

HTTP Get certificates folder

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: HTTPクライアント
番号: 1306

This command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: 4D v14

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)