4D v14.3Pasteboard data size |
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4D v14.3
Pasteboard data size
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Pasteboard data size ( dataType ) -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
dataType | 文字 |
![]() |
データタイプ | |||||
戻り値 | 倍長整数 |
![]() |
ペーストボード中のデータサイズ (バイト) またはエラーコード | |||||
Pasteboard data size コマンドを使用して、dataType に渡したデータがペーストボード内に存在するかどうかを調べることができます。
Note: コピー/ペースト操作では、ペーストボードはクリップボードと同じです。
ペーストボードが空か指定したタイプのデータが含まれない場合、コマンドはエラー-102を返します。ペーストボードに指定したタイプのデータが含まれる場合、コマンドはバイト単位でデータのサイズを返します。
dataTypeにはチェックするデータのタイプを指定します。4D シグネチャ、UTI タイプ (Mac OS), フォーマット名/番号 (Windows), または4文字のタイプ (互換性)を指定できます。これらのタイプについてはペーストボードの管理を参照してください。
指定したタイプのデータがペーストボードに存在することを確認した後は、以下のいずれか1つのコマンドを使用し、そのデータをペーストボードから取り出すことができます:
以下のコードは、ペーストボードにJPEGピクチャが存在するかどうかをテストし、存在する場合にはそのピクチャを4D変数にコピーします:
If(Pasteboard data size("com.4d.private.picture.jfif")>0) ` ペーストボードにJPEGピクチャがあるか?
GET PICTURE FROM PASTEBOARD($vPicVariable) ` もしあれば取り出す
Else
ALERT("There is no picture in the pasteboard.")
End if
通常、アプリケーションはテキストタイプまたはピクチャタイプのデータをペーストボードにカットおよびコピーします。これは、ほとんどのアプリケーションでこの2つの標準データタイプが認識されているためです。ただし、アプリケーションは1つのデータを複数の異なるインスタンスのフォーマットでペーストボードに追加することができます。例えば、スプレッドシートの一部をカットまたはコピーするたびに、スプレッドシートアプリケーションはそのデータをSYLKフォーマットやTEXTフォーマットの他に、仮想的なSPSHフォーマットでも追加することができます。SPSHインスタンスにはアプリケーションのデータ構造を使用してフォーマットされたデータが含まれています。SYLK形式には同じデータが含まれていますが、SYLKフォーマットを用いると、他の多くのスプレッドシートプログラムからも認識されます。最後に、TEXTフォーマットには同じデータが含まれますが、SYLKやSPSHフォーマットに含まれる追加のな情報は入っていません。この点で、4Dとその仮想的なスプレッドシートアプリケーション間でのカット/コピー/ペーストルーチンを記述する際に、SPSHフォーマットの内容を知り、SYLKデータの解析準備ができた場合には、以下のようなコードを作成することができます:
Case of
` まずペーストボードに仮想的なスプレッドシートのデータが含まれるかチェック
:(Pasteboard data size("SPSH")>0)
` ...
` 次にペーストボードにSylkデータが含まれるかチェック
:(Pasteboard data size("SYLK")>0)
` ...
` 次にペーストボードにTextデータが含まれるかチェック
:(Pasteboard data size("TEXT")>0)
` ...
End case
つまり、オリジナルの情報の大部分を含むデータのインスタンスをペーストボードから取り出そうとしています。
APPEND DATA TO PASTEBOARD コマンドの例題参照
プロダクト: 4D
テーマ: ペーストボード
番号:
400
変更: 4D v11 SQL
GET PASTEBOARD DATA
GET PICTURE FROM PASTEBOARD
Get text from pasteboard
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