4D v14.3

統計関数

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統計関数

統計関数  


 

 

このテーマの関数は、一連の値に対する演算を行います。

Average, Max, Min, Sum, Sum squares, Std deviation そして Variance の各関数は、フィールドまたは配列を引数に取ります:

  • フィールドの場合、カレントセレクションのレコードに適用されます。
  • 配列の場合、配列要素に適用されます。

フィールドを使用する場合、 Sum squares, Std deviation および Varianceは印刷時にのみ使用できます。

これらの関数はすべて数値データに対してのみ動作し、数値を返します。

プリント処理以外でAverage, Max, Min および Sum関数をフィールドに対して使用すると、結果を算出するためにカレントセレクションのレコードをロードする必要があります。レコード数が多いと、処理に時間を必要とします。処理時間を減少させるためにはフィールドにインデックスを付けます。

: 処理に時間がかかる場合、進捗サーモメータが表示されます。このサーモメータには停止ボタンがあり、ユーザは処理を中断できます。ユーザがこのボタンをクリックすると、OK変数に0が設定されます。処理が正しく完了すると、OK変数は1に設定されます。

統計関数がレポートで使用されると、レポート自身がそれぞれのレコードをロードするため、それらは特定の方法で実行されます。PRINT SELECTIONコマンド、あるいはデザインモードでファイルメニューのプリント...を選択して印刷する場合に、フォームメソッドやオブジェクトメソッドの中でこれらの関数を使用します。

レポートに関数を使用する際に戻り値が信頼できるのは、ブレーク処理が有効の場合でかつブレークレベルが0の時だけです。つまりこれらの関数はレポートの最後、すべてのレコードを処理し終えた時にのみ有効です。

通常これらの関数は、B0ブレークエリアにある入力不可エリアのオブジェクトメソッド内でのみ使用します。

統計関数に引数として渡されるフィールドは、数値フィールドでなければならないことを覚えておいてください。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 統計関数

 
参照 

Average
Max
Min
Std deviation
Sum
Sum squares
Variance

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)

Inherited from : 統計関数 ( 4D v12.4)