4D v14.3付録 D: 特別な辞書を使用する |
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4D v14.3
付録 D: 特別な辞書を使用する
付録 D: 特別な辞書を使用する
4Dにはスペルチェックで受け入れるカスタマイズされた単語のリストを使用するメカニズムがあります。これにより専門分野、アプリケーションの目的、会社の用途に応じて特別な辞書を利用することができます。 主たる言語ごとに複数の特別辞書を使用できます。これは4Dおよび4D Writeで動作します。 4Dのスペルチェックに関する詳細はスペルチェックを参照してください。 特別辞書を指定した言語に追加するには、テキストフォーマットのファイルをSpellcheckフォルダー内の主たる言語サブフォルダー内に配置するだけです。ファイル名は何でも構いませんが、拡張子は“.txt”でなければなりません。 言語サブフォルダーは4Dの以下の場所に作成されます:
サブフォルダーの名称は主たる言語に対応します。変更することはできません:
各フォルダーにはデフォルトで単語ファイルが含まれています。このファイルに単語を追加したり、他のファイルを追加したりできます。テキストエンコーディングはUTF-8でなければなりません。 スペルチェックファイルは4Dアプリケーション内に格納されています。特別辞書をクライアント/サーバーモードで利用したい場合、先に説明した箇所にその辞書をそれぞれインストールしなければなりません。 特別辞書の内容は改行で区切られた単語のリストです。例えば: これに単語 (例えば: boogie) を追加したり、ハイフンで連結された複合単語 (例: boogie-woogie) を追加できますが、スペースで区切られた単語の並びは追加できません (例: Mark Smith)。 テキストファイルの内部フォーマットはWindowsとMac OSで異なります (特に改行コード)。そのためプラットフォームごとに特別辞書を作成する必要があります。テキストエディターには改行コードを変換できるものがあります。 特別辞書は標準辞書と同様、アプリケーションの起動時にロードされます。辞書のカレント言語はアプリケーション言語に基づきます。 セッション中、SPELL SET CURRENT DICTIONARYコマンドを使用してカレント言語を変更できます。この場合特別辞書が対応する言語フォルダーに存在すれば、それもロードされます。 利用中、標準辞書と特別辞書の間に単語の処理に関する違いはありません。 |
プロパティ
プロダクト: 4D タグ Spellcheck ARTICLE USAGE
デザインリファレンス ( 4D v14 R2) |