4D View v14

PV FIND ONE

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PV FIND ONE

PV FIND ONE 


 

PV FIND ONE ( area ; criteria ; where ; contains {; column ; row } ) 
引数   説明
area  倍長整数 in 4D View エリア
criteria  文字 in 検索する文字列
where  整数 in 0= フォーミュラ; 1= 値
contains  整数 in 0= 含む; 1= 等しい
column  倍長整数 in 開始セルの列番号
in 検出されたセルの列番号
row   倍長整数 in 開始セルの行番号
in 検出されたセルの行番号

説明   

PV FIND ONEコマンドは、area内のセルでcriteria を検索し、(あれば) 最初に見つかったセルをカレントセルにします。

criteria には、検索する文字列を指定します。

where には、検索を行うスプレッドシートの場所を指定します:

  • 0: フォーミュラを検索
  • 1: 値を検索

contains には、比較タイプを指定します:

  • 0: 一部(条件値を含む)
  • 1: 全体(条件値と一致)

オプションのcolumnrow引数を省略すると、検索はareaの左上コーナーから開始されます。
columnrowが渡されると、検索を開始するarea内のセルを指定します。
検索は上から下、左から右に向かって行われます。

コマンドの実行後、発見された最初のセルが新しくカレントセルとなります。columnrow を指定した場合、これらの引数にはそのセルの座標が納められます。

検索によりセルが見つからなかった場合、カレントセルはそのまま変わりません。

例題  

まず初めにユーザへの質問を行い、入力された条件を含む最初のセルを検索します。検索はB3セルより開始します。

 C_STRING(255;$Criteria`検索する文字列
 C_INTEGER($QueryWhere`0=フォーミュラ/1= 値
 C_INTEGER($Contains`0=含む/1=等しい
 C_LONGINT($Column`検出されたセルの列番号
 C_LONGINT($Row`検出されたセルの行番号
 
 $Criteria:=Request("検索文字列を入力してください。";"x")
 
 If($Criteria#"") `条件が指定された
    CONFIRM("フォーミュラまたは値のいずれを検索しますか?";"値";"フォーミュラ")
    $QueryWhere:=OK `0=Formulas / 1=Values
 
    CONFIRM("一致条件は?";"含む";"=")
    $Contains:=OK `0=Contains / 1=Equals
 
    $Column:=2 `検索はB3セルより開始
    $Row:=3
 
    PV FIND ONE(Area;$Criteria;$QueryWhere;$Contains;$Column;$Row`検索
 End if

 
プロパティ 

プロダクト: 4D View
テーマ: PVセル操作
番号: 15977

 
履歴 

初出: 4D View 6.8

 
参照 

PV FIND ALL
PV REPLACE ONE

 
ARTICLE USAGE

4D View ( 4D View v11.4)
4D View ( 4D View v12)
4D View ( 4D v13)
4D View ( 4D View v14 R2)
4D View ( 4D View v14)
4D View ( 4D View v14 R3)
4D View ( 4D View v14 R4)