| 4D v20.1RELATE ONE | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D v20.1
 RELATE ONE 
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| RELATE ONE ( manyTable | Field {; choiceField} ) | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| manyTable | Field | テーブル, フィールド |   | すべての自動リレーションを実行するテーブル, または1テーブルへのマニュアルリレーションが引かれたフィールド | |||||
| choiceField | フィールド |   | 1テーブルの選択フィールド | |||||
RELATE ONE には2つの形式があります。
一番目の形式、RELATE ONE(manyTable)は、カレントプロセスのmanyTableに対しすべての自動n対1リレーションを実行します。これはつまり、manyTableの自動n対1リレーションを持つフィールドごとに、コマンドはリレートしたテーブルのリレートしたレコードを選択します。これはプロセスにおいて、リレートしたテーブルのカレントレコードを変更します。
二番目形式RELATE ONE(manyField{;choiceField})は、manyFieldに関連するレコードを検索します。自動リレートである必要はありません。レコードが存在する場合、RELATE ONE はリレート先レコードをメモリにロードし、これをそのテーブルのカレントレコードおよびカレントセレクションにします。
任意の引数のchoiceFieldは、リレート先テーブルのフィールドでなければなりません。choiceFieldは文字、テキスト、数値、日付、時間、またはブ-ルフィールドでなければなりません。具体的には、ピクチャまたはBLOB 型フィールドを選択することはできません。
choiceFieldが指定され、リレート先テーブルで複数のレコードを発見した場合、RELATE ONE はmanyFieldの内容と一致するレコードをリストに表示します。この選択リストは、左の欄にリレート先フィールドの内容を、右の欄にchoiceFieldの内容を表示します。
manyFieldの内容がワイルドカード記号 (@) で終了する場合、複数のレコードが見つかることがあります。一致するレコードが1件しかなければ、リストは表示されません。
以下の画像には、レコードが入力中で、選択リストが前面に表示されています。

選択リストを表示させるには以下のコマンドが使用されました:
 RELATE ONE([Personnel]Company;[Companies]Region)ここではユーザーは、LLCで名前が始まる会社を探すために"LLC@"と入力し、またその場所についても調べています。
choiceFieldを指定することは、テーブルのリレートを設定する時点でワイルドカード選択を指定するのと同じことです。ワイルドカード選択に関する詳細は、4D Design Referenceマニュアルを参照してください。
注: このコマンドはオブジェクト型フィールドをサポートしません。
ここに [Invoice] テーブルと[Customers] テーブルが2つのマニュアルリレートにより関連づけられています。ひとつは [Invoice]Bill to から[Customers]Number へ、もうひとつは[Invoice]Ship to から[Customers]Number にリレートされています。

以下は、[Invoice] テーブルのフォームが"Bill to"と "Send to"の情報を表示している様子です:

両方のリレート先は同じ[Customers]テーブルになっており、同時に請求先と発送先の情報を得ることは出来ません。フォームに両方の住所を表示するためには、変数とRELATE ONEコマンドを使用します。 もし、[Customers]フィールドを表示に使用したなら、一方のリレートから得られたデータしか表示されません。
以下は[Invoice]Bill toと[Invoice]Ship toフィールドのオブジェクトメソッドです。これらはフィールドに入力されると実行されます。
[Invoice]Bill to フィールドのオブジェクトメソッド:
 RELATE ONE([Invoice]Bill to)
 vAddress1:=[Customers]Address
 vCity1:=[Customers]City
 vState1:=[Customers]State
 vZIP1:=[Customers]ZIP[Invoice]Ship to フィールドのオブジェクトメソッド:
 RELATE ONE([Invoice]Ship to)
 vAddress2:=[Customers]Address
 vCity2:=[Customers]City
 vState2:=[Customers]State
 vZIP2:=[Customers]ZIPコマンドが正しく実行されリレーとされたレコードがロードされると、OKシステム変数は1に設定されます。ユーザが(リレートされたレコードが更新されたときに表示される) レコード選択ダイアログボックスでキャンセルをクリックすると、OK変数は0に設定されます。
	プロダクト: 4D
	テーマ: リレーション
	番号: 
        42
        
        
        
	
	変更: 4D v11 SQL  
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v20)
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v20.1)
	
	
	
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