4D v19Strings |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
4D v19
Strings
|
定数 | 型 | 値 | コメント |
sk case insensitive | 倍長整数 | 2 | 文字列は、カレントのデータ言語設定に応じて比較され、大文字/小文字の差異は考慮されません。ただしアクセント記号は考慮されるという点に注意してください。例えば、"A" と"a" は同じとみなされますが、"a" は"à" とは違うとみなされます。デフォルトでは、4Dの文字列比較は大文字と小文字を区別しません。 これは以下の定数と組み合わせ可能です:
|
sk char codes | 倍長整数 | 1 | 文字列は文字コードに基づいて比較されます。カレントのデータ言語設定は比較の際には考慮されません。
これは以下の定数と組み合わせ可能です: sk case insensitive これは"a-z" または "A-Z" のレンジのみ使用可能です(例: Alpha = alpha、しかし Alpha # âlphà) |
sk diacritic insensitive | 倍長整数 | 4 | 文字列は、カレントのデータ言語設定に応じて比較されますが、文字のアクセント記号(アクセントや記号など)は無視されます。例えば、"a" は"à" と同じとみなされます。 日本語ユーザーへの注意: デフォルトでは、4D の文字列比較はデータ言語が日本語に設定されている場合には記号の有無は違う文字であるとみなされます。この振る舞いは日本語特有のものであり、他の言語とは異なります。 これは以下の定数と組み合わせ可能です:
|
sk ignore empty strings | 倍長整数 | 1 | 結果のコレクションから空の文字列を削除する(空の文字列を無視) |
sk kana insensitive | 倍長整数 | 8 | 日本語のみ。ひらがな文字とカタカナ文字の区別をコントロールします。意味合いを考える場合には、一般的にはひらがなとカタカナの差異は大きいものですが、より多くの結果を検索で見つけるために、4D ではデフォルトではこの差異を無視するように(kana insensitive に)設定されています。例えば、"あ" は"ア" と同じとみなされます。sk strict オプションはひらがなとカタカナを区別する比較を実行します。sk kana insensitive を使用するとひらがなとカタカナを同一視するようにルールを一部緩和させることができます。
このオプションが設定されている場合、sk width insensitive も暗示的に設定されます(セットとみなされます)。
これは以下の定数と組み合わせ可能です:
|
sk strict | 倍長整数 | 0 | 文字列は、カレントのデータ言語設定の基づいて完全一致するかどうかに応じて比較されます。多くの場合、大文字/小文字、アクセント記号の有無は比較の際に考慮されます(違う文字とみなされます)。
これは以下の定数と組み合わせ可能です:
|
sk trim spaces | 倍長整数 | 2 | 分割した文字列の先頭と最後にある空白文字(スペース)は切り取る |
sk whole word | 倍長整数 | 32 | 文字列は、カレントのデータ言語設定に基づいて比較されます。完成された単語全体が文字列として考慮されます。例えば、"where" は"somewhere" 内に含まれているのが見つかった場合は同じとはみなされません。 |
sk width insensitive | 倍長整数 | 16 | 日本語のみ。Unicode Standard Annex #11 に定義されているUnicode 標準の「東アジアの文字幅」に対応します。意味合いを考える場合には、文字の"全角"と"半角"(あるいは"狭い"と"広い")の差異は一般的にはあまり大きくなく、そのため4D でもデフォルトではこのモードが採用されています。例えば、"ア" は"ア" と同じであるとみなされます。sk strict オプションは全角と半角の差異を区別する比較を実行します。sk width insensitive オプションを使用すると全角と半角を同一視するようにルールを一部緩和させることができます(例題2を参照してください)。 注: このオプションを使用するためには、データ言語が日本語に設定されている必要があります。その他の全ての言語に対してはこのオプションは無視され、Compare strings はsk strict が指定された時と同じように振る舞います。言い換えると、日本語以外の言語のコンテキストにおいてこのオプションを設定した場合、文字列の比較は全角と半角を区別するようになります(つまり本来の想定とは逆の効果が出ます)。 このオプションが設定されている場合、sk kana insensitive も暗示的に設定されます(セットと見なされます)。 これは以下の定数と組み合わせ可能です:
|
プロダクト: 4D
テーマ: 定数テーマリスト
初出: 4D v16 R6
ランゲージリファレンス ( 4D v19)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.1)