| 4D v18Application version | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D v18
 Application version 
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| Application version {( buildNum {; *} )} -> 戻り値 | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| buildNum | 倍長整数 |   | ビルド番号 | |||||
| * | 演算子 |   | 指定した場合、ロングバージョン番号 指定しなかった場合、ショートバージョン番号 | |||||
| 戻り値 | 文字 |   | バージョン番号のエンコードされた文字列 | |||||
Application version コマンドは、現在使用している4D環境のバージョン番号を表すエンコードされた文字列を返します。
引数オプション*を指定しない場合、以下のようにフォーマットされた4文字の文字列を返します。
| 文字位置 | 説明 | 
| 1-2 | バージョン番号 | 
| 3 | "R" 番号 | 
| 4 | リビジョン番号 | 
引数オプション*を指定した場合、以下のようにフォーマットされた8文字の文字列を返します:
| 文字位置 | 説明 | 
| 1 | "F" は最終バージョン | 
| "B" はベータバージョン | |
| それ以外の文字は、4Dの内部バージョンを意味する | |
| 2-3-4 | 4Dの内部コンパイル番号 | 
| 5-6 | バージョン番号 | 
| 7 | "R" 番号 | 
| 8 | リビジョン番号 | 
互換性に関する注意(4D v14)
4D v14以降、バージョンのナンバリングが変更になりました:
4Dの以前のバージョンでは、"R"番号はアップデート番号でした。これはリビジョンをあらわし、リビジョン番号自身は常に0でした。
短いバージョン番号の例です:
| バージョン | 返される値 | |
| 4D v13.1 | "1310" | 以前のナンバリングシステムに準拠 | 
| 4D v14 R2 | "1420" | リリース R2 | 
| 4D v14 R3 | "1430" | リリース R3 | 
| 4D v14.1 | "1401" | 4D v14の最初のバグフィックスバージョン | 
| 4D v14.2 | "1402" | 4D v14の二つ目のバグフィックスバージョン | 
長いバージョン番号の例です:
| バージョン | 返される値 | 
| 4D v12.5 beta | "B0011250" | 
| 4D v14 R2 beta | "B0011420" | 
| 4D v14 R3 final | "F0011430" | 
| 4D v14.1 beta | "B0011401" | 
Application version コマンドはオプションのbuildNum 引数に追加の情報、お使いの4Dのビルド番号を返すことができます。これは内部的なコンパイル番号で、4Dの技術チームにお使いの4Dの環境について伝える際に使用できます。
注: 4D Volume Licenceがマージされたアプリケーションにおいては 返される "build" 番号に意味はありません。この状況ではバージョン情報は開発者により管理されます。
次の例は、4D環境のバージョン番号を表示します。 
 $vs4Dversion:=Application version
 ALERT("使用しているバージョンは "+String(Num(Substring($vs4Dversion;1;2)))+"."+
 $vs4Dversion[[3]]+"."+$vs4Dversion[[4]])以下の例は、最終版の4Dを使用しているかどうかを検査します。
 If(Substring(Application version(*);1;1)#"F")
    ALERT("製品版の4Dおよびデータベースを使用しているかを確認してください。")
    QUIT 4D
 End ifコマンドから返されたアプリケーションの短いバージョン番号の値を使用して4Dアプリケーションのリリース名を表示したい場合を考えます。以下の様に書くことが出来ます:
 C_LONGINT($Lon_build)
 C_TEXT($Txt_info;$Txt_major;$Txt_minor;$Txt_release;$Txt_version)
 
 $Txt_version:=Application version($Lon_build)
 
 $Txt_major:=$Txt_version[[1]]+$Txt_version[[2]] //バージョン番号、例えば14
 $Txt_release:=$Txt_version[[3]] //Rx
 $Txt_minor:=$Txt_version[[4]] //.x
 
 $Txt_info:="4D v"+$Txt_major
 If($Txt_release="0") //4D v14.x
    $Txt_info:=$Txt_info+Choose($Txt_minor#"0";"."+$Txt_minor;"")
 
 Else //4D v14 Rx
    $Txt_info:=$Txt_info+" R"+$Txt_release
 End if
	プロダクト: 4D
	テーマ: 4D環境
	番号: 
        493
        
        
        
	
	初出: 4D v6
	変更: 4D v11 SQL Release 5
	変更: 4D v14 R2
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v18)
	
	
	
	
	
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