4D v17

4D View プラグインフォーミュラの変換

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4D View プラグインフォーミュラの変換

4D View プラグインフォーミュラの変換  


 

概要  

4D View ドキュメントの変換 のページにも記載があるように、4D View ブラグインドキュメントの中身とプロパティのほとんどは、4D View Pro ドキュメントへと変換することができます。

フォーミュラもまた変換されます。しかしながら、フォーミュラのランゲージは4D View と4D View Pro で若干異なります。変換した結果として3つの場合が考えられます:

  • 4D View の機能(演算子、定数、ファンクション)は4D View Pro のものと完全に同一である: この場合、変換はユーザーからは透過です。
  • 4D View の機能は4D View Pro でサポートされているが、異なるファンクションや演算子を使用する: この場合、自動マッピングが実行されます。
  • 4D View の機能は4D View Pro では部分的にのみサポートされる、あるいはサポートされていない: この場合、変換されたフォーミュラを想定されるように動くように調整する必要があります。

以下の一覧は、4D View フォーミュラ機能とそれに対応する4D View Pro の機能をまとめたものです。

4D View4D View Pro
数値演算子
加法++
減法--
乗法**
除法//
剰余\MOD
÷TRUNC(a/b)
べき乗^^
パーセント%%
ブール演算子
AND&AND
OR|OR
Not~NOT
文字列演算子
連結+&
削除-SUBSTITUTE、例: "Down Trend"-"Down" は、SUBSTITUTE("Down Trend","Down","")で置き換えられます
位置\FIND (大文字と小文字を区別する)あるいは SEARCH (大文字と小文字を区別しない)
日付演算子
日付+日にち->日付++
日付+時間->日付+時間の日にちのみ++
日付-日にち->日付--
日付-日付->日数--
時間演算子
加法++
減法--
乗法**
除法//
比較演算子
等しい==
異なる#<>
より大きい>>
より小さい<<
以上>=>=
以下<=<=

4D View4D View Pro補足
AbsABS
AddToDateDATEAddToDate(date;years;months;days) は、DATE(YEAR(date)+years,MONTH(date)+months,DAY(date)+days)で置き換えられます
date+timeTIMEDATE(date) + TIME(time)
AndAND
ArcCosACOS
ArcSinASIN
ArcTanATAN
Area-n/a (プラグインエリアはありません)
AverageAVERAGE
CellINDIRECT
ColumnCOLUMNLETTERCOLUMN は数値を返します(文字は返しません)
CosCOS
CountCOUNTA
CurrentDateTODAY
CurrentTimeNOW
CVCompoundPVCVCompound(1%;5;1000)はPV(1%,5,-1000)で置き換えられます
CVSimplePVCVSimple(1%;5;5*1000)はPV(1%,5,,-1000)で置き換えられます。二つ連続したカンマに注意してください。
EmptyISBLANK
Eval4D-現在利用不可
ExpEXP
FalseFALSE
FindLOOKUP
FindCellFINDCELL
FVCompoundFVFVCompound(1%;35;35*1000)はFV(1%,35,-1000)で置き換えられます
FVSimpleFVFVSimple(12%;35;35*1000)はFV(12%,35,,-35*1000)で置き換えられます。二つの連続したカンマに注意してください。
IfIF
LengthLEN
LogLN
MaxMAX
MinMIN
MonthlyValuePMTMonthlyValue(10.5%/12,48,6500)はPMT(10.5%/12,48,-6500)で置き換えられます。
NotNOT
OrOR
PeriodNumber1NPERPeriodNumber1(10.5%/12;166.42;6500)はNPER(10.5%/12,-166.42,6500)で置き換えられます。
PeriodNumber2NPERPeriodNumber2(10.5%/12,5000,3000)はNPER(10.5%/12,,3000,-5000)で置き換えられます。二つの連続したカンマに注意してください。
PiPI
RandomRAND
RangeINDIRECTRange("A1";"A3")はINDIRECT("A1:A3")で置き換えられます。A1とA3の間のコロン記号に注意してください。
Rate1RATERate1(5;1000;3000)はRATE(5,-1000,3000)で置き換えられます。
Rate2RATERate2(5,6000,2800)はRATE(5,,2800,-6000)で置き換えられます。二つの連続したカンマに注意してください。
RoundingROUND
RowROW
SinSIN
SquareRootSQRT
StdDeviationSTDEV.P
StringTEXT
SubStringMID
SumSUM
TanTAN
TrueTRUE
TypeTYPE4D View Proで返される型は、4D Viewのものとは異なります。
VarianceVAR.P



参照 

4D View ドキュメントの変換

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D View Pro フォーミュラ

 
ページの目次 
 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

4D View Pro リファレンス ( 4D v17)