4D v17.4

entitySelection.average( )

ホーム

 
4D v17.4
entitySelection.average( )

entitySelection.average( )  


 

説明  

entitySelection.average( ) メソッドはエンティティセレクション内のattributePath 引数で指定した、nullでない値の算術平均(相加平均)を返します。

attributePath 引数には、評価する属性パスを渡します。

計算には、数値のみが考慮されます。ただし、エンティティセレクションの 引数で指定したパスに異なる型の値が混在している場合、entitySelection.average( ) は全てのスカラー要素を対象として平均値を算出します。

注: 日付値は数値(秒数)に変換され、平均を計算するのに使用されます。

entitySelection.average( ) は、エンティティセレクションが空の場合にはnull を返します。

以下の場合には、エラーが返されます:

  • attributePath がリレートされた属性であるか、数値を含んでいない場合。
  • attributePath がエンティティセレクションデータクラス内に見つからない場合。

例題  

給与が平均給与より高い従業員の一覧を取得したい場合を考えます:

 C_REAL($averageSalary)
 C_OBJECT($moreThanAv)
 $averageSalary:=ds.Employee.all().average("salary")
 $moreThanAv:=ds.Employee.query("salary > :1";$averageSalary)



参照 

entitySelection.count( )

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ORDA - エンティティセレクション

 
ページの目次 
 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v17)
ランゲージリファレンス ( 4D v17.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v17.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v17.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v17.4)