4D v15

WP EXPORT DOCUMENT

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WP EXPORT DOCUMENT ( wpDoc ; filePath {; format {; option}} )  
引数   説明
wpDoc  Object in 4D Write Pro 変数
filePath  文字 in 書き出されたファイルへのパス
format  倍長整数 in ドキュメントの出力フォーマット
option  倍長整数 in 書き出しオプション

説明   

WP EXPORT DOCUMENT コマンドはwpDoc 引数に渡したディスク上の4D Write Proオブジェクトを、filePath 引数で指定した場所に、他の任意の引数に基づいて書き出します。

wpDoc 引数には、書き出したい4D Write Proオブジェクトを渡します。

filePath 引数には、書き出し先の場所と、書き出したドキュメント名を渡します。ドキュメント名のみを渡した場合、4Dストラクチャーファイルと同階層に保存されます。デフォルトで、format 引数を省略した場合、コマンドはドキュメントの拡張子を見て書き出しのフォーマットを選択します。

format 引数には4D Write Pro テーマからの定数を渡す事もできます。この場合、4Dは必要に応じて適切な拡張子をファイル名に追加します。サポートされるフォーマットは以下の通りです:

定数 コメント
wk web page complete 倍長整数 2 .htm または .html 拡張子。このドキュメントは標準HTMLとして保存され、そのリソースは別に保存されます。4Dタグは除去され、式は値が計算されます。このフォーマットは特に4D Write Pro ドキュメントWeb ブラウザで表示したい場合に特に適しています。

注:

  • "4D 特有のタグ"とは、4Dネームスペースと4D CSSスタイルを含めた4D XHTMLのことです。
  • 式は、ST FREEZE EXPRESSIONSコマンドを使用することで、書き出す前でもいつでも値を確定させることができます。

options 引数には、書き出しの設定を指定するオプションを渡します。倍長整数 の値を渡す事で、HTMLコードのスタイルを定義することができます。使用できる定数は以下の通りです:

定数 コメント
wk html debug 倍長整数 1 フォーマット済みのHTMLコード("整形済みフォーマット")。デバッグが容易。
wk normal 倍長整数 0 標準のHTML コード

  • HTML デバッグオプションなし(デフォルト):
  • HTML デバッグオプションあり:

例題  

myArea という4D Write Proオブジェクトの中身をデータベースフォルダー内のドキュメントへと書き出したい場合を考えます。'pprint'ボタンを使用してデバッグオプションを設定することができます:

 C_TEXT($filePath)
 $filePath:=Get 4D folder(Database folder)+"Exported files"+Folder separator+"WriteProExport.html"
 If(pprint=0) //デバッグオプションがoffの場合
    WP EXPORT DOCUMENT(myArea;$filePath;wk web page complete;wk normal)
 Else
    WP EXPORT DOCUMENT(myArea;$filePath;wk web page complete;wk html debug)
 End if



参照 

WP EXPORT VARIABLE

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D Write Proランゲージ

 
履歴 

初出: 4D v14 R5

 
ARTICLE USAGE

4D Write Proリファレンス ( 4D v15)