| 4D v13.4On SQL Authenticationデータベースメソッド | |||||||||||||||||||
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    4D v13.4
 On SQL Authenticationデータベースメソッド 
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| 引数 | 型 | 説明 | 
| $1 | テキスト | ユーザ名 | 
| $2 | テキスト | パスワード | 
| $3 | テキスト | (オプション) リクエスト元のクライアントのIPアドレス | 
| $0 | ブール | True = リクエストを許可, False = リクエストを拒否 | 
以下のようにこれらの引数を宣言しなければなりません:
標準テキストとして、パスワード($2)を受け取ります。
On SQL AuthenticationデータベースメソッドでSQL接続の識別子を確認します。例えば、ユーザのカスタムテーブルを使用して名前とパスワードをチェックします。識別子が有効な場合は、$0にTrueを返して接続を受け入れます。その他の場合は$0に、Falseを返して接続が拒否されます。
Note: On SQL Authenticationデータベースメソッドが存在しない場合、4Dの統合されたユーザ管理システムを使用して、接続を決定します (有効になっている場合、つまりDesignerにパスワードが割り当てられている場合)。このシステムが起動していない場合、ユーザはDesignerアクセス権 (フリーアクセス) で接続されます。
$0にTrueを渡す場合、リクエストを受け入れ、ユーザのためにSQLのセッションを開くためには、On SQL AuthenticationデータベースメソッドでCHANGE CURRENT USER コマンドを呼び出し、その実行が成功しなければなりません。
CHANGE CURRENT USER コマンドは、仮想の認証システムを実行するために使用されます。この認証システムには、2つの利点があります。1つは接続動作をコントロールできること。もう1つは4DのSQLセッションで接続の識別子を外部から見えないようにします。
以下の例でOn SQL Authenticationデータベースメソッドは、接続リクエストが内部ネットワークからのものであることを確認し、識別子を検証、SQLセッションへのアクセス権に"sql_user" ユーザを割り当てます。
 C_TEXT($1;$2;$3)
 C_BOOLEAN($0)
  `$1: user
  `$2: password
  `{$3: IP address of client}
 ON ERR CALL("SQL_error")
 If(checkInternalIP($3))
  `checkInternalIPメソッドはIPアドレスが内部のものか確認します。
    If($1="victor") & ($2="hugo")
       CHANGE CURRENT USER("sql_user";"")
       If(OK=1)
          $0:=True
       Else
          $0:=False
       End if
    Else
       $0:=False
    End if
 Else
    $0:=False
 End if
	プロダクト: 4D
	テーマ: SQL