オブジェクトプロパティコマンドはフォーム上のオブジェクトのプロパティに作用します。これにより、アプリケーションモードでレコードを表示するフォームを使用する際、オブジェクトの外観と振る舞いを変更することが可能になります。
 重要: これらのコマンドの範囲は現在使われているフォームです。フォームを終了すると変更内容は失われます。
オブジェクトプロパティコマンドは、以下の汎用シンタックスを共有します:
 コマンド名({*;} object {; コマンド毎の追加の引数 )
 オプションの引数 * を指定する場合、objectにオブジェクト名 (文字列) を指定します。
 Note: 1回の呼び出しでフォーム上の複数のオブジェクトを指定するために、オブジェクト名に@文字を使用できます。以下の表に、コマンド対して指定可能なオブジェクト名の例を示します。
       | オブジェクト名 | 呼び出しの影響を受けるオブジェクト | 
| mainGroupBox | mainGroupBoxオブジェクトのみ | 
| main@ | オブジェクト名が“main”で始まるオブジェクト | 
| @GroupBox | オブジェクト名が“GroupBox”で終わるオブジェクト | 
| @Group@ | オブジェクト名が“Group”を含むオブジェクト | 
| main@Btn | オブジェクト名が“main”で始まり“Btn”で終わるオブジェクト | 
| @ | フォーム上のすべてのオブジェクト | 
 オプションの引数 * を省略する場合、object引数にはフィールドや変数を指定します。この場合文字列ではなく、フィールドまたは変数参照(フィールドまたは変数オブジェクトのみ)を指定します。