OBJECT Get plain text コマンドは*とobject引数で指定したテキスト変数やフィールドからスタイルタグを取り除き、プレーンテキストを返します。
オプションの * 引数を渡した場合、object引数にはオブジェクト名 (文字列)  を渡します。コマンド実行時にオブジェクトにフォーカスがある場合、コマンドは編集中のオブジェクトに関する情報を返します。他方オブジェクトにフォーカスがない場合、コマンドはオブジェクトのデータソース (フィールドや変数)  に関する情報を返します。
* 引数を省略した場合、object 引数にはフィールドや変数を指定します。この場合文字列ではなくフィールドまたは変数への参照を渡します。コマンドはこのフィールドや変数に関する情報を返します。
マルチスタイル付きのテキストフィールドからテキスト"very nice"を探します。値は以下のような形式で保存されています: "The  weather is very nice today".
 QUERY BY FORMULA([Comments];OBJECT Get plain text([Comments]Weather)="@very nice@") 
Note: このコンテキストでは、スタイルタグがテキストに含まれるため、以下のコードでは期待通りの結果が得られません: 
 QUERY([Comments];[Comments]Weather="@very nice@")
このコマンド実行後、エラーがなければOKシステム変数に1が設定されます。そうでなければ0が設定されます。これは特にスタイルタグが正しく評価できなかった場合に発生します (正しくない、あるいは失われたタグ)。
 
  エラーの場合、変数は変更されません。テキストが評価される際に変数にエラーが発生すると、4Dはテキストをプレーンテキストに変換します。結果、"<"、">"、"&"文字はHTML実体参照に変換されます。