4D v12.4Process aborted |
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4D v12.4
Process aborted
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Process aborted -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
戻り値 | ブール |
![]() |
True = プロセスは中止されようとしている, False = プロセス中止されようとしていない | |||||
Process abortedコマンドは、このコマンドを呼び出したプロセスが不意に中断されようとしている場合Trueを返します。これはコマンドの実行が正常に完了できないことを意味します。例えばこれはQUIT 4Dを呼び出した後に発生します。
このコマンドは、コンパイルモードでのみ、Webサーバ上のプログラミングの特別なケースとして使用できます。データベースエンジンエラー (-10600 -> 4004)(例を参照)のようなループを使ってWebページを送るメソッドを使用する場合、Webサーバの構造として、Webブラウザのタイムアウト(指定された時間の終了)が発生しても、ループを停止できません。Webプロセスが閉じられていないため、コンテキストは使用されたままとなります。
ループの終了判断として使用しているProcess abortedコマンドは、タイムアウトが発生するとTrueを返すため、ループは中断されてプロセスがアボートされます。
HTMLページを送るために使用できるメソッドを紹介します。コンパイルドモードでは、このループはタイムアウトが発生しても中断することができません:
While(True)
SEND HTML FILE(HTMLFile)
End while
Process aborted コマンドを使用すると、同じ動作を可能にすると共に、タイムアウトが発生するとループを抜けWebプロセスをアボートすることができます。
While(Not(Process aborted))
SEND HTML FILE(HTMLFile)
End while
プロダクト: 4D
テーマ: プロセス
番号:
672
初出: 4D v6.5