4D v164D SVGコンポーネント |
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4D v16
4D SVGコンポーネント
4D SVGコンポーネント
SVG (Scalable Vector Graphics) とは、XMLに基づいた、2次元のベクターグラフィックファイルです。4Dには、SVGファイルを表示するのに使用可能な統合されたレンダリングエンジンが含まれています。 SVGピクチャーを操作するのに使用されるXMLランゲージは、特に豊富で広範囲に及びます。SVGの導入を容易にするために、4Dでは一般的なグラフィックオブジェクトを作成・操作するための数々のコマンドを備えたSVGコンポーネントを用意しています。このライブラリーは、難解なものというよりは、多くの4Dデベロッパの要求に応えるためのものです。また、4D XMLコマンドを使用することで、さらに複雑な処理も行う事ができます。 4D SVG コンポーネントは、4D v11 SQL リリース3(バージョン11.3)以降にインストールすることができます。ホストデータベースはUnicodeモードで実行されている必要があります (ASCII 互換モードではこのコンポーネントを使用することができません)。 他の4Dコンポーネント同様、4D SVGコンポーネントはコンポーネントフォルダ(4D SVG.4dbase)をComponentフォルダへとコピーすることによってインストールできます。データベースのComponentフォルダは、ス トラクチャーファイルと同階層に置かれている必要があります。コンポーネントはスタートアップ時に読み込まれるため、全ての要素をコピーし終わる前にデー タベースを開いてはいけません。 コンポーネントが正常にインストールされていれば、データベースのメソッドタブの中の、"コンポーネントメソッド"セクション内に"4D SVG"という要素が表示されているはずです。 この要素を展開すると、全てのコンポーネントコマンドを閲覧する事ができます。これらのコマンドは、通常の4Dランゲージや、標準のプラグインコマンドと同様に4Dメソッドエディター内で使用することができます。 4D SVG コンポーネントを使用することによって、コマンドの選択とSVGコードレンダリングのための追加のウィンドウが表示されるようになるという利点があります。この点についての詳細は開発ツールセクションを参照して下さい。 4D v13以降、Windows ではデフォルトで Direct2D グラフィックレンダリングエンジンが使用されています。ハードウェアとソフトウェアの設定によっては、このエンジンを使用することによって影などの一部のSVGエフェクトのレンダリングが変化してしまうことがあります。このような場合には、SET DATABASE PARAMETER コマンドを使用して Direct2D を無効化することができます。
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
ARTICLE USAGE
SVGコンポーネント ( 4D v16) |