4D v16.3

USE NAMED SELECTION

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4D v16.3
USE NAMED SELECTION

USE NAMED SELECTION 


 

USE NAMED SELECTION ( name ) 
引数   説明
name  文字 in 使用する命名セレクション名

説明   

USE NAMED SELECTION は、命名セレクションnameが属するテーブルのカレントセレクションを命名セレクションを使用して置き換えます。

命名セレクションを作成すると、その命名セレクションはカレントレコードを記憶します。USE NAMED SELECTIONコマンドはこのレコードの位置を取り出し、そのレコードを新しいカレントレコードにします。このコマンドはカレントレコードをロードします。nameを作成した後にカレントレコードが更新された場合、変更情報を失わないためにUSE NAMED SELECTIONコマンドを実行する前にそのレコードを保存してください。

  • COPY NAMED SELECTIONコマンドを使用して命名セレクションnameを作成した場合、nameはそれが属するテーブルのカレントセレクションにコピーされます。nameは消去されるまでメモリに残ります。この命名セレクションを消去してnameはが使用しているメモリを解放するには、CLEAR NAMED SELECTIONコマンドを用います。
  • CUT NAMED SELECTIONコマンドを使用してnameを作成した場合は、カレントセレクションがnameに設定され、nameはメモリから消去されます。

命名セレクションは、それが作成された時点でのレコードのセレクションを表わす点に注意してください。命名セレクションが表わしているレコードが変更されると、命名セレクションは正確ではなくなります。したがって、命名セレクションはあまり変更されないレコードの集まりを表わします。命名セレクションが無効になる原因はいくつかあります。例えば、命名セレクションのレコードの変更、削除、および命名セレクションを決定する条件の変更等があります。



参照 

COPY NAMED SELECTION
CUT NAMED SELECTION
USE NAMED SELECTION

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 命名セレクション
番号: 332

このコマンドはカレントレコードを変更しますこのコマンドはカレントセレクションを変更しますThis command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)