4D v16.3

SAX ADD XML ELEMENT VALUE

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4D v16.3
SAX ADD XML ELEMENT VALUE

SAX ADD XML ELEMENT VALUE 


 

SAX ADD XML ELEMENT VALUE ( document ; data {; *} ) 
引数   説明
document  DocRef in 開いたドキュメントの参照
data  テキスト, 変数 in ドキュメントに挿入するテキストまたは変数
演算子 in 指定時: 特別文字をエンコード 省略時: エンコードしない

説明   

SAX ADD XML ELEMENT VALUEコマンドは、documentで参照されるXMLドキュメントにdataを変換せずに直接追加します。このコマンドは例えば電子メールのボディに添付ファイルを挿入するのと同等です。

dataには、直接文字列を、または4D変数を渡せます。変数の内容はXMLドキュメントに挿入される前にテキストに変換されます。
dataの内容をエンコードしたい場合BASE64 ENCODEコマンドを使用しなければなりません。この場合もちろんBLOBをdataに渡します。

XML SET OPTIONSコマンドのXML String encodingオプションにをXML Raw data渡すことでカレントプロセスにおいてこのメカニズムを無効にしない限り、デフォルトでコマンドはdata引数に含まれる特別文字 (< > ” ’...) をエンコードします。例:

 XML SET OPTIONS($docRef;XML string encoding;XML raw data)

この設定を行ったあと、SAX ADD XML ELEMENT VALUEを呼び出したとき文字のエンコーディングを強制したい場合、オプションの*引数を渡します。

このコマンドが正しく実行するには、要素が開かれていなければなりません。そうでなければエラーが生成されます。

例題  

この例題は開かれたXML要素にwhitepaper.pdfファイルを挿入します:

 C_BLOB(vBMyBLOB)
 DOCUMENT TO BLOB("c:\\whitepaper.pdf";vBMyBLOB)
 SAX ADD XML ELEMENT VALUE($DocRef;vBMyBLOB)

コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されてエラーが生成されます。



参照 

SAX GET XML ELEMENT VALUE
XML SET OPTIONS

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: XML SAX
番号: 855

このコマンドはOKシステム変数を更新しますThis command can be run in preemptive processes

 
履歴 

変更: 4D v11 SQL
変更: 4D v12

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)