4D v16.3

概要

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4D v16.3
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4Dは独自のプログラミング言語を持っています。1000を超えるこのビルトインの言語により、4Dはデスクトップ上のデータベースアプリケーションを作成する、パワフルな開発ツールとなっています。4D言語を使用して、単純な計算を行ったり、複雑なカスタムインターフェースを作成したり、多くの様々なタスクを行うことができます。例えば以下のようなことが可能です:

  • プログラムで、クエリや並び替えなどのレコード管理エディタにアクセスする、
  • データベースの情報から、複雑なレポートやラベルを作成、印刷する、
  • 他のデバイスと通信する、
  • ドキュメントを管理する
  • 4Dデータベースと他のアプリケーション間で、データの書き出しや読み込みを行う、
  • 4Dのプログラミング言語に、他の言語で書かれたプロシージャを組み込む。

4Dプログラミング言語は柔軟性とパワーを備え、あらゆるレベルのユーザや開発者がさまざまな    情報管理業務を達成するための理想的なツールです。初心者ユーザでも計算処理を素早く行うことができます。またプログラミング経験がなくても、ある程度コンピュータの知識を持っているユーザであれば、自分のデータベースをカスタマイズできます。熟練した開発者であれば、4Dの強力なプログラミング言語を使用して、ファイル転送や通信などの高度な機能をデータベースに組み込むことができます。他の言語でプログラミング経験がある開発者は、独自のコマンドを4Dに追加することができます。

4Dプログラミング言語は、4Dモジュールをアプリケーションに組み込むことで追加できます。それぞれのモジュールは、専用のコマンドを持っています。

ここで紹介するマニュアルは、4Dと4D Server両方の機能を紹介しています。4D Server Referenceでは、4D Serverに特化した機能を紹介します。

  • Language Referenceは4D言語利用ガイドです。4Dのコマンドや関数を組み込んで、データベースをカスタマイズする方法を学ぶためにこのマニュアルを使用します。
  • Design Referenceは、デザインモードで利用可能なエディタやツールの詳細な説明を提供します。
  • Self-trainingマニュアルで、4Dデータベースを作成・利用するための、例題に基づいたレッスンを行うことができます。この例題を通して、4Dや4D Serverのコンセプトや機能に慣れていただくことができます。
  • 4D Server Referenceは、4D Serverによるマルチユーザデータベースの管理について説明します。

このマニュアルは4Dランゲージについて説明しています。このマニュアルの読者はテーブル、フィールド、フォームなどの用語についてはすでにご存じであると仮定しています。このマニュアルを読む前に:

  • Self-trainingマニュアルを使用して、データベースの例題を扱う
  • 必要に応じてDesign Referenceを参照しながら、実際にデータベースを作成する
  • 4D Webサイト (http://www.4d.com/) のデモや例題データベースを参考に、知識を深めることをお勧めします。

このマニュアルでは、いくつかの表記規則が使用されています:

  • 4Dメソッドエディタにならい、CLOSE DOCUMENT のようにコマンドはすべて大文字で記述されます。値を返す関数は、Change string のように大文字で始まり、小文字が続きます。
  • コマンドシンタックス中、 { } 文字 (中括弧) はその引数が省略可能であることを示します。例えばSET DEFAULT CENTURY (century{; pivotYear})pivotYear 引数が省略できることを意味します。
  • コマンドシンタックス中、 | 文字は引数を候補から選択可能であることを意味します。例えばTable (tableNum | aPtr) は、関数が引数としてテーブル番号またはテーブルへのポインタを受け入れることを示します。
  • このドキュメントの特定の例題では、一行のコードがスペースの都合上2行以上に分割されている場合があります。しかしながら、実際にメソッドを記述する際は、このコードを改行なしで1行に記述しなければなりません。

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このマニュアルをはじめてお読みの場合は、イントロダクションに進んでください。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: はじめに

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)