4D v16.3

フィールド、レコード、ファイルの区切り文字

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4D v16.3
フィールド、レコード、ファイルの区切り文字

フィールド、レコード、ファイルの区切り文字  


 

 

フィールド終了区切り文字はレコードのフィールド間に置かれ、レコード終了区切り文字は各レコードの後ろに置かれます。ファイル終了区切り文字は、 読み込み/書き出しファイルの最後に置かれます。特定のアプリケーションとファイルを交換する際に、これらの区切り文字が必要になる場合があります。

区切り文字は、テキスト (ASCII) 固定長テキストフォーマットでのみ使用されます。しかし、固定長テキストフォーマットではフィールド区切り文字が使用されず、一般的 にテキストフォーマットでも明示的なファイル区切り文字は使用されません。

テキストフォーマットでデータを読み込む際、4Dはファイルに埋め込まれた区切り文字を使用して、フィールドとレコードの終わりを判断します。また、データを書き出す際には、4Dはこれらの区切り文字をフィールドへ自動的に挿入します。

データを書き出す際、フィールドまたはレコードの区切り文字がフィールド内にある場合、これらは自動的にスペースで置換されます。この方法なら、スペースは誤って区切り文字として識別されることはなく、結果として読み込みプロセスを邪魔することもありません。例えば、セミコロンをフィールド区切り文字として使用し、フィールド内に"a;b"が含まれる場合、書き出された値は"a b"となります。
しかしながら、書き出されるフィールド内にて、フィールドまたはレコード区切り文字として使用される文字が含まれていないことを確認することが推奨されます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: データの読み込みと書き出し

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v16)
デザインリファレンス ( 4D v16.1)
デザインリファレンス ( 4D v16.3)