4D v16.3Current client authentication |
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4D v16.3
Current client authentication
Current client authentication
新しい Current client authentication コマンドは Windows の Active Directory サーバーにクライアントの認証を要求し、成功した場合には同クライアントの Windows ログイン名 (セッション ID) を返します。認証に失敗した場合は、空の文字列が返されます。 このコマンドの使用は、Windows 環境で 4D Server に SSO (Single Sign On) 機能を実装している場合に限ります。詳細については Windowsでのシングルサインオン(SSO) を参照ください。 通常はクライアントとサーバーの両方が同じ Active Directory で管理されている必要がありますが、SSOのための必須要件 でも説明されているように、違う設定にも対応することができます。 Windows セッションのログインに基づいてクライアントにアクセス権を付与するには、戻り値のログイン名を 4Dの識別モジュールに受け渡します。"デフォルトユーザー" を設定することで、4D Server のログインダイアログが表示されないようにしておけば、ユーザーが ID等を再入力する必要のないインターフェースを実装することができます (例題参照)。 このコマンドは次のテキストパラメーターを返すことができます (任意):
ドメイン名やプロトコルによってアクセスを制限したい場合には、接続の可否を判断するのにこれらのパラメーターを利用することができます。 認証のセキュリティレベル (ログインユーザーの信用度) は使用されたユーザー識別方法によります。Current client authentication コマンドパラメーターに返される値を使い、クライアントが何に基づいてログインしているのかを確認して、そこからセキュリティレベルを評価することができます:
これらの条件についての詳細は を参照ください。 4D のユーザーとグループの機能に基づいたアクセス管理のシステムを持つ 4D Server があります。Windows の 4Dリモートユーザーが、別途ログイン操作を行わなくても適切なアクセス権でもってこのサーバーに直接接続できるよう、アプリケーションを設定します:
// On Server Open Connection データベースメソッド 注: この例で紹介した基本シナリオは、実際のアプリケーションに応用する必要があります。例えば次のような実装に基づいた、カスタムの 4D ユーザー認証メソッド (例では CheckCredentials) が考えられます:
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
初出: 4D v15 R5 ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v16) |
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