4D Internet Commands v16

FTP_Receive

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FTP_Receive

FTP_Receive 


 

FTP_Receive ( ftp_ID ; hostPath ; localPath ; progress ) -> 戻り値 
引数   説明
ftp_ID  倍長整数 in FTPログイン参照
hostPath  テキスト in 受信するドキュメントのパス名
localPath  テキスト in ドキュメントの保存先パス名
in 結果ファイルパス名 (""が渡された場合)
progress  整数 in 0 = 進捗を隠す, 1 = 進捗を表示する
戻り値  整数 in エラーコード

説明   

FTP_Receive コマンドはFile Transfer Protocolを使用して、hostPathで指定した場所からファイルを受信します。FTP_Receiveは保存先に既にドキュメントが存在する場合、エラー-48を返します。

ftp_ID は、FTP_Loginにより確立されたFTPセッション参照です。

hostPath には受信するドキュメントのパスを指定します。hostPathがドキュメントへのフルパスでない場合、コマンドはエラーを返します。パスはUnix形式で指定し、スラッシュ ("/") で区切ります。詳細は用語解説の節を参照してください。

localPath はドキュメントの保存先を指定するテキスト値です。localPathが空の文字列の場合、標準の保存ダイアログが表示され、結果のパス名がlocalPath変数に返されます。localPathがファイル名の場合、ファイルはストラクチャと同階層 (4Dシングルユーザ) または4Dクライアントフォルダ (4D Server) に保存されます。パスはローカルドキュメントのため、パス名はプラットフォームに対応した区切り文字で区切ります。詳細は用語解説の節を参照してください。

progress は進捗インジケータを表示するかしないかを指定する整数値です。1を渡すと進捗インジケータを表示します。0を渡すと隠します。

例題  

 vUseMacBin:=-1
 $error:=FTP_MacBinary(vFTP_ID;vUseMacBin)
 If($error=10053)
    MacBinaryIsSupported:=False `FTPサーバはMacBinaryプロトコルをサポートしていない
 Else
    MacBinaryIsSupported:=True
 End if
 
 vLocalFile:=""
 If(MacBinaryIsSupported)
    vUseMacBin:=1
    $error:=FTP_MacBinary(vFTP_ID;vUseMacBin`ダウンロード用にMacBinaryを有効にする
    $error:=FTP_Receive(vFTP_ID;"CGMiniViewer.hqx";vLocalFile;cbShowTherm)
    If($error=0) & (vUseMacBin=1)
       vDecodePath:=""
       If(IT_Decode(vLocalFile;vDecodePath;8)=0) `MacBinary デコード
          DELETE DOCUMENT(vLocalFile`ソースのデコードができたらファイルを削除する
       End if
    End if
 End if



参照 

FTP_MacBinary
IT_Decode

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Internet Commands
テーマ: IC ファイル転送
番号: 88936

 
履歴 

初出: 4D Internet Commands 6.5

 
ARTICLE USAGE

4D Internet Commands ( 4D Internet Commands v16)