4D v14ビデオの原稿 |
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4D v14
ビデオの原稿
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v14から、クエリエディターがシンプルになり、単純なクエリであろうと、フォーミュラによるクエリであろうと、複合クエリであろうと、それをより簡単に実行できるようになりました。 旧バージョンからの変更点・改善点を見てみましょう。クエリエディターのウィンドウは以前同様、次の3つの部分に分けられています。 • 検索したいフィールドを選択するエリア このクエリの中で、softwareに関係する全ての変更を検索してみましょう。検索したいテーブル名の最初の数文字をタイプし、フィールドを指定、検索条件と検索する値を入力します。より完全なクエリ(例えば、特定のテクニシャンによって実行された"software"への全ての変更)を実行したいときには、新しい検索条件を追加して組み合わせます。この時、新しい検索条件はデフォルトでAND演算子で追加されます。 次に、名前が"Lannes"と一致するテクニシャンを検索するクエリを実行します。実行すると、"Lannes"という名前のテクニシャンによって実行されたレコードが全て表示されます。 AM11:00からPM1:00の間に開始された変更を検索したい場合、これまでの条件を消去し、 [Interventions]テーブルの開始時刻が11:00:00から13:00:00のものを検索します。変更を時刻で並べ替えすると、AM11:00からPM1:00までのレコードが時刻順に表示されます。 では、6月に実行された全ての変更を検索したいとしましょう。この場合、フォーミュラによるクエリを実行する必要があります。ALTキーまたはOpetionキーを押しながら"+"ボタンをクリックすると、フォーミュラによるクエリの行を追加します。その後最初の行を削除してフォーミュラによるクエリを実行します。 更新日時の月が"6"と一致するものを検索するクエリを実行します。 ここには文字列、数値、日付、時間などのための異なる演算子が用意されていて、ここには使用可能な関数があります。例えば、日付と時間には月を求める関数があります。このクエリを実行すると、月が"6月"と一致するレコードが全て表示されます。 v14から、クエリエディターの特定の要素を組み合わせることができるようになり、これにより具体的には最近実行したクエリを呼び出すことが出来るようになりました(直近の10個のクエリが保存されています)。ですから、6月のAM11:00からPM1:00に実行された変更を全て表示したい場合、このセレクションを作成して、その後セレクションの絞り込みを実行します。このクエリを実行すると、6月の、AM11:00~PM1:00に実行された変更を検索することになります。これらの変更時刻に対して前と同じ並べ替えをすることで、6月の、AM11:00~PM1:00にかけて実行された変更を時刻順に表示することが出来ます。 このクエリの結果から分かるように、クエリをの検索結果を絞り込んだり、検索結果を追加したりすることができます。ですから、ここに前回のクエリに合致する149レコードがありますが、ここに次のセレクションを追加するか、ここから除外するかを選択することが出来ます。このセレクションから"Lannes"によって実行された、"software"に関係するレコードを除外すると、検索結果が149件から146件になるのが分かります。 また、フォーミュラを保存し、読み出すことで、あとで再度使用することが出来ます。リセットを選択すると全ての条件を消去してデフォルトの状態に戻ります。 カレントテーブルを開いているとき、このボタンを使用して、クエリを実行したいフィールドを選択することが出来ます。 クエリや比較条件は、関連するフィールドの型に応じて変化します。ですからテキストフィールドでは、"キーワード"という選択肢があり、日付のクエリを実行する際には"明日"という選択肢があり、フィールドの型に対応して変化することが分かります。 先に述べた通り、フォーミュラによるクエリを通常のクエリと組み合わせることができます。ですから6月に合致するというこのフォーミュラのクエリと、例えば"network"に関連する全ての結果、を組み合わせます。検索条件は"network"となり、複合クエリを実行することが出来ます。"通常のクエリとフォーミュラによるクエリの組み合わせ"か、セレクションの絞り込み・追加・除外を使用します。 |
プロパティ
プロダクト: 4D ARTICLE USAGE
セルフトレーニング ( 4D v14) |