4D v14.3

ユーザーフォームエディター

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4D v14.3
ユーザーフォームエディター

ユーザーフォームエディター  


 

 

ユーザーフォームエディターはEDIT FORMコマンドが実行され、対象フォームのユーザーによる編集可プロパティが選択されている場合に表示されます (フォームプロパティ参照)。

エディターウィンドウは以下のように表示されます:

このエディターは4D標準のフォームエディターに似ており、ツールバーとオブジェクトバーを持ちます。またこのエディター特有の機能もあります。

エディターが表示されると、メニューバー中で編集メニューだけが利用可能となります。簡易化されたプロパティリストとコンテキストメニューが利用できます。

オブジェクトの選択と移動は (許可されていれば) 標準のフォームエディターと同じ方法で行えます。

4D標準のフォームエディターについてはフォームエディターを参照してください。

ツールバーには以下の項目が含まれます:

  • 戻す: フォームが最後に保存された状態に戻します。このボタンをクリックすると警告ダイアログボックスが表示され、処理を続行するかキャンセルするか選択できます。
  • 保存: ユーザーフォームに対して行った変更を保存します。
  • 印刷設定印刷: これら2つのボタンを使用してユーザーフォームの印刷設定を行ったり印刷を開始したりできます。
  • 表示: ポップアップメニューを使用してエディター上に表示する項目を選択できます:
    • ページ0:  0ページ上のオブジェクトをフォームのカレントページに表示するか非表示にするか選択します。このオプションを使用してカレントページ上のオブジェクトと0ページ上のオブジェクトを簡単に見分けることができます。複数ページのフォームでは0ページ上のオブジェクトがすべてのページに表示されます。
    • 用紙: 印刷用用紙サイズの境界線 (灰色の線) の表示/非表示を切り替えます。
    • ルーラー: フォームエディターウィンドウのルーラーの表示/非表示を切り替えます。
    • マーカー: 出力マーカー線とそのラベルの表示/非表示を切り替えます。マーカーは一覧フォームで使用され、ヘッダー、詳細、フッターエリアを指定するものです。
    • 境界: フォーム境界の表示/非表示を切り替えます。このオプションが選択されていると、フォームは画面に表示されるサイズの通りにエディター中に表示されます。
  • ライブラリ: フォームで利用可能なオブジェクトライブラリをロードするために使用します (カスタムオブジェクトライブラリの作成と使用参照)。
  • 選択ツール: フォームオブジェクトの選択、移動、サイズ変更に使用します。
  • 入力順:  "入力順"設定モードに移動します。このモードでは現在の入力順を表示し、それを変更できます (データの入力順を変更する参照)。
  • 移動:  フォーム移動モードに移行します。このモードではウィンドウ中をドラッグ&ドロップで素早く移動できるようになります。カーソルは手の形になります。このナビゲーション方法はフォームを拡大表示しているとき特に便利です。
  • 拡大:  フォームの拡大表示モードを切り替えます (デフォルトで100%)。虫眼鏡ボタンをクリックして拡大モードにするか、直接拡大率バーをクリックします。
    このボタンをクリックするとカーソルは虫眼鏡の形になります 。1レベル拡大するためにはフォーム中をクリックします。拡大レベルを下げるにはShiftキーを押しながら (カーソルがに変わります) フォーム中をクリックします。
  • 揃え:  このボタンはフォーム中でオブジェクトを揃えるメニューコマンドにリンクされています。このメニューを有効にするには2つ以上のオブジェクトが選択されていなければなりません。
  • 整列:  このボタンはフォーム中でオブジェクトを整列するメニューコマンドにリンクされています。このメニューを有効にするには2つ以上のオブジェクトが選択されていなければなりません。
  • レベル: このボタンはフォーム中でオブジェクトのレベルを変更するメニューコマンドにリンクされています。
  • ページ:  このエリアを使用してフォームエディター中で表示ページを切り替えられます。ページを切り替えるには左右の三角ボタンをクリックするか、中央のエリアで表示するページを直接選択します。ユーザーフォームエディターでページを追加することはできません。

ユーザーフォームエディターのオブジェクトバーを使用して、様々なグラフィックオブジェクト (テキストグループボックス四角角の丸い四角楕円格子) をフォームに追加できます。

フォーム中にオブジェクトを作成するには、対応するボタンを選択し、フォーム中にオブジェクトを描画します。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ユーザーフォーム

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v14 R2)
デザインリファレンス ( 4D v12.4)
デザインリファレンス ( 4D v13.4)
デザインリファレンス ( 4D v14 R3)
デザインリファレンス ( 4D v14.3)
デザインリファレンス ( 4D v14 R4)