4D v14.3

リストボックスフッター特有のプロパティ

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リストボックスフッター特有のプロパティ

リストボックスフッター特有のプロパティ  


 

 

リストボックスフッターはユーザーによる入力ができず、追加の情報を表示するために使用されます。表形式で表示されるデータに対し、通常フッターは合計や平均などの計算値を表示するために使用されます。

注: リストボックスのフッタープロパティにアクセスするためには、リストボックスのプロパティリストでフッターを表示が選択されていなければなりません (リストボックス特有のプロパティ参照)。

リストボックスへのフッター表示設定を行ったら、フッターセルをクリックして選択し、プロパティリストからさらに詳細な設定を行うことができます:

各リストボックス列フッターに標準のテキストプロパティを設定できます。設定するとリストボックスや列に対する設定よりもこちらが優先されます。

そのほかにこのページで説明するプロパティにアクセスできます。

このテーマにはフッター定義のプロパティが含まれます。

  • オブジェクト名変数名: フッターエリアはフォーム内でユニークなオブジェクト名、および変数を割り当てることができます。デフォルトで変数名は空であり、4D はダイナミック変数を使用します。
  • 変数タイプ: このメニューで変数の型を設定し、またプロパティリストの他のオプション表示を更新します。ダイナミック変数を使用しない場合、変数の型定義はランゲージを使用して行わなければなりません。
  • 変数の計算: このオプションを使用してフッターエリアに適用される計算タイプを設定します。いくつかの計算オプションの他、カスタムも選択できます:
    • 最小値 , 最大値 , 合計値 , カウント , 平均値, 標準偏差(*) , 分散値(*)および平方和(*)。これらの計算は " 自動計算 " で説明されています。計算が選択されると、リストボックス列中のすべての値が自動で計算の対象となります。リストボックス行の表示 / 非表示状態は考慮されません。表示行だけを計算対象にしたい場合、カスタムを選択してプログラムコードで計算します。
      フッターエリアに自動計算が設定されるとフォームエディター上では"標準アクション" バッジが表示されます:
    • カスタム: このオプションを選択した場合、4D は自動計算を行いません。プログラムを使用して表示する値をエリアに代入しなければなりません。

フッターエリアには様々な自動計算を割り当てることができます。以下の表は列のタイプに基づき使用することのできる計算と、(コードで明示的に宣言されていないとき) 4Dがフッター変数に自動で割り当てる型を示しています:

数値テキスト日付時間ブールピクチャーフッターの変数型
最小値列の型と同じ
最大値列の型と同じ
合計値列の型と同じ
カウント倍長整数
平均値実数
標準偏差(*)実数
分散値(*)実数
平方和(*)実数

(*) 配列タイプのリストボックスのみ

注: フォーミュラを割り当てた列には自動計算を関連付けることができません。この場合、カスタム計算を行わなければなりません。

各フッターエリアはヘルプメッセージを持つことができます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: リストボックス

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v14 R2)
デザインリファレンス ( 4D v13.4)
デザインリファレンス ( 4D v14 R3)
デザインリファレンス ( 4D v14.3)
デザインリファレンス ( 4D v14 R4)