4D v14.3

プラグインやコンポーネントのインストール

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4D v14.3
プラグインやコンポーネントのインストール

プラグインやコンポーネントのインストール  


 

 

プラグインやコンポーネントを使用するとアプリケーションに機能を追加することができます。

  • プラグインは外部プログラムであり、通常はC言語を使用して開発され、さまざまな機能を提供することができます。例えば4D Writeプラグインはワープロソフトウェアの機能を追加します。4D Internet Commandsなど特定のプラグインは無料で提供されます。あるいは追加のライセンス料が必要なものもあります。プラグインは4D SASあるいはサードパーティーから提供されます。また開発者が自分で作成することも可能です。
  • コンポーネントは4Dで開発された独立したプログラムで、ハイレベルな機能を提供するものです。例えば4D SVGコンポーネントはSVGを利用する4D標準の機能を拡張します。コンポーネントも開発者が自分で作成できます。

プラグインとコンポーネントは4Dおよび4D Server環境の適切な場所にインストールして使用します。利用形態に応じて異なる場所にインストールできます。

注: コンポーネントの開発と配布については4Dコンポーネントの開発とインストールを参照してください。

プラグインやコンポーネントは4D環境の適切なフォルダーにコピーすることでインストールされます。プラグインはPlugInsフォルダーに、コンポーネントはComponentsフォルダーに配置します。これらのフォルダーは必要に応じて異なる2つの場所に配置できます (次節参照)。

フォルダーに配置するものは以下の通りです:

  • “PluginName.bundle” フォルダー (Mac OSではパッケージと呼ばれます)。このフォルダーにはWindowsおよびMac OS用の4Dプラグインが含まれます。この構造により、4D Server環境において、接続するクライアントのOSに応じたプラグインがロード/配信され、クライアント上で実行されます。プラグインをインストールするには、“PluginName.bundle”フォルダー (パッケージ) をPlugInsフォルダーに配置します。
  • コンポーネントは拡張子が.4db (インタープリターマトリクスデータベース)、.4dc (コンパイル済みマトリクスデータベース) あるいは.4dbase (パッケージタイプマトリクスデータベース、.4dbase拡張子参照) のファイルであるマトリクスデータベースです。マトリクスデータベースのエイリアス (Mac OS)やショートカット (Windows) を使用できます。Componentsフォルダーにはコンポーネントの動作に必要なファイル (XLIFFや画像など) やフォルダーを配置できます。他方、プラグインやコンポーネントのサブフォルダー、データファイル、ユーザーストラクチャーファイル (.4DA) などは配置できません。これらのファイルが存在しても4Dは無視します。コンポーネントアーキテクチャーに関する詳細は概要を参照してください。

プラグインやコンポーネントは4D起動時にロードされるので、これらをインストールする際には4Dアプリケーションを終了する必要があります。
インストールが終了したら4Dでデータベースを開きます。プラグインの利用に特別なライセンスが必要な場合、ライセンスをインストールするまで、プラグインはロードされますが、使用することはできません。

PlugInsやComponentsフォルダーは2つの異なる場所に配置できます:

  • 4D実行アプリケーションレベル:
    • Windows: .exeファイルと同階層
    • Mac OS: アプリケーションパッケージ内のContentsフォルダーの直下。
    この場合、プラグインやコンポーネントはこのアプリケーションで開かれるすべてのデータベースから利用できます。
  • データベースストラクチャーファイルと同階層:
    この場合、プラグインやコンポーネントはそのデータベースでのみ利用可能です。

場所の選択はプラグインやコンポーネントをどのように使用するかによって決定します。

同じプラグインやコンポーネントが両方の場所にインストールされている場合、4Dはストラクチャーファイルと同階層にインストールされたもののみをロードします。コンパイルされ4D Volume Desktopがマージされたアプリケーションでは、同じプラグインやコンポーネントのインスタンスが複数存在する場合、アプリケーションを開くことができません。

v14では、64-ビットWindows版のプラグインも用意されています。これを使用することによって、In v14, 4DServerの64-ビットWindows版の環境設定の中で64-ビットアーキテクチャの恩恵にあずかれることができます。

64-ビット版はプラグインバンドル の中に含まれています。特別なインストール操作は必要ありません。

64-ビットWindows版では以下のプラグインがご利用いただけます:

  • 4D Write
  • 4D View
  • 4D Internet Commands
  • 4D Pack
  • 4D ODBC Pro
  • 4D For OCI (64-bit 4D For OCI プラグインをインストールする前に、64-bit OCI をインストールする必要があります。このバージョンのOCIはOracle, Inc.からダウンロードすることができます。)

32-ビット版のプラグインと 64-ビット版のプラグインの機能は基本的には全く同じです。ただし、 Open external window コマンドは64-ビット版 4D Serverでは使用できないことに注意して下さい。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4Dファイルの管理

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v14 R2)
デザインリファレンス ( 4D v14 R3)
デザインリファレンス ( 4D v14.3)
デザインリファレンス ( 4D v14 R4)

Inherited from : プラグインやコンポーネントのインストール ( 4D v13.4)