4D v14.3

INTERSECTION

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4D v14.3
INTERSECTION

INTERSECTION 


 

INTERSECTION ( set1 ; set2 ; resultSet ) 
引数   説明
set1  文字 in 最初のセット
set2  文字 in 2番目のセット
resultSet  文字 in 結果のセット

説明   

INTERSECTIONコマンドは、set1set2を比較し、set1set2の両方に存在するレコードだけを選択します。下表に、INTERSECTIONコマンドの処理で考えられるすべての組み合わせを示します。

Set1 Set2 Result Set
Yes No No
Yes Yes Yes
No Yes No
No No No

以下の図に、集合交差演算の処理結果を図で示します。塗りつぶした部分が結果のセットです。

resultSetINTERSECTIONコマンドで作成されます。 resultSetと同じ名前のセット (set1set2も含めて) が既に存在する場合はresultSetに置き換わります。set1set2は同じテーブルに属していなければなりません。resultSetset1set2と同じテーブルに属します。set1set2両方に同じカレントレコードが設定されている場合、そのカレントレコードはresultSetに保持されます。カレントレコードが異なる場合、resultSetはカレントレコードを保持しません。

4D Server: クライアント/サーバモードにおいて、セットはタイプ (インタープロセス、プロセスおよびローカル) およびそれらがどこで作成されたか (サーバまたはクライアント) によって、アクセス可能かどうかが決定されます。INTERSECTIONでは3つのセットが同じマシン上でアクセスできる必要があります。詳細は4D Server Referenceマニュアルの4D Server: セットと命名セレクションに関する説明を参照してください。

例題  

以下の例は、“Joe”と“Abby”という2人の販売担当者が重複して担当する顧客を検索します。販売担当者は、各自の顧客を表すセット“Joe”と“Abby”を持っています。

 INTERSECTION("Joe";"Abby";"Both") ` 両方の顧客のセットを作成する
 USE SET("Both") ` セットを使う
 CLEAR SET("Both") ` セットを消去、ただし他は残す
 DISPLAY SELECTION([Customers]` 両方が担当する顧客を表示

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: セット
番号: 121

リモートモードでは動作が異なります。

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
参照 

DIFFERENCE
UNION

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)